
オウムやインコといった仲間は、鳥たちの中でも好奇心が旺盛なことで知られている。何にでも興味津々、何かが気になったら、ちょっといじってみないと気が済まない。たとえその好奇心の対象が他の生き物であったとしても、そしてその結果塩対応をされたとしても、へこたりたりはしないんである。
「なぜ」「どうして」それこそが正義。知識の追求、それあるのみ! 今日も彼らは相手の迷惑なんぞおかまいなしに突き進むのだ。
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Cockatoo teasing Kookaburra
とあるお宅の塀にとまった2羽の鳥たち。左がワライカワセミ、そして右側がキバタンと思われる。どちらもオーストラリアではよく見かける鳥たちだ。

どうやらキバタンは、ワライカワセミのしっぽが気になって仕方がないようだ。そーっとそーっと狙いを定めて、かじっ!

「ちょっとアンタ、何すんのよ!」
「いいじゃない、減るもんじゃなし!」

後ろではもう一羽のワライカワセミが、呆れたように眺めているよ。

何度言っても止める気のなさそうなキバタン。「いいかげんにせーよ!」と、そろそろ反撃に出そうなワライカワセミの前に、いったん退場していったが、いったい何がしたかったのであろうか。
うちのインコたちも、例えば糸くずが気になったら延々、本当に延々そればっかり引っぱっているけど、あの集中力?好奇心?にはたまに根負けしてしまう。もっとも一度飽きたらあっさりその場を離れて、もうそれっきりなんだけどね。
written by ruichan
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マランダー
が
しました