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 ある日森の中でクマさんに出会っちゃった! そんな事態が本当に起こったとき、みんなならどうする?

 死んだふりなんてもちろん論外だけど、とっさにどうしたらいいのか思いつく人は少ないよね。固まっちゃうかパニックになるか、どっちにしても命の危険と隣り合わせの冷や汗タラタラな状況になることだけは間違いない。

 今日はそんな恐ろしいシチュエーションの中で、落ち着いて行動したとある男性の動画をご紹介しよう
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Bear and two cubs chasing a hiker in Alaska

 事件はアラスカのカトマイ国立公園で起こった。キャンプを楽しんでいた撮影者の男性が、森の中で巨大なグリズリーと、その2頭の子クマに遭遇してしまったのだ。
 
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 ゆっくりとカメラを構えたまま、後ずさりをする男性。クマたちはつかず離れずといったスピードで、男性の後についてくる。

 母クマは特段男性に注意を払っているという風でもなく、時折こんな風に後ろを振り返ったり。

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 だが子クマたちは小走りになって、男性の方へ向かって来たり。
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 一つ間違えば絶体絶命! 生きた心地もしないまま、男性は焦らずゆっくりと後ずさりを続ける。

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 ようやくキャンプ地へとたどり着いた! どうやらクマたちの目的地もここだったよう。キャンプ近くの湖で、クマたちは男性から離れていってくれたんだそう。

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 グリズリーはクマーの中でも危険度ではナンバーワン。しかも子連れの母クマとなると、何かのきっかけで凶暴なバーサーカーとなってもおかしくない状況だ。

 落ち着いてゆっくりと、クマたちから目を離さずに移動した男性の機転と勇気が、危機的状況を回避できた要因だといっても過言ではあるまい。動画のコメント欄も、男性の行動をほめたたえる声であふれていた。

・背中を見せなかったのは正解だ。振り返って走りだしたりしたら、母親は撮影者を獲物だと認定しただろう
・俺はこのビデオを見てる間中叫んでたよ
・この人の人生で、間違いなく最恐の経験だったろうな
・アラスカでは絶対に一人でハイキングなんかしないでください
・パークレンジャーはこういう時、静かに森に入ってクマに道を譲るよ
・結局何が一番正しい行動だったんだろう
・母クマは後ろを気にしていたけど、何かいたんだろうか
・後ずさりして行ったら、後ろにもう一頭クマがいたなんてことにだけはなりたくない
・この男はきっと今も伝説の中で、後ずさりを続けているんだぜ

written by ruichan

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