世界には我々が見たこともない生き物が、まだまだたくさんいるのである。その中にはニンゲンの想像以上のクリエイティブな発想や、高度なスキルを使ってサバイバルの助けとしている生き物たちも多いわけで……。
今日はそんな生き物たちの中から、葉っぱを縫い合わせて巣を作る、その名も「サイホウチョウ」という鳥を紹介しよう。
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Tailorbird building Nest
「サイホウチョウ」は東南アジアを中心に、中国南部からヒマラヤ東部まであたりを生息域としている鳥である。大きさはそんなに大きくなくて、スズメと同じかむしろ少し小さめなんだとか。
この鳥がなぜ「サイホウチョウ」と呼ばれるかというと、文字通り裁縫をするからなんである。鉅鹿を見てもらえばわかると思うが、クチバシを使って器用に2枚の葉っぱを縫い閉じていくのだ。
この縫物に使用する「糸」には、主にクモの巣や植物の繊維などが使われるんだそう。
こうやって閉じ合わせた葉っぱの中に、木の枝などを運んできて巣を作り、卵を産み、子育てをするのだ。
サイホウチョウの英語の名前は「tailorbird」、つまり直訳すると「仕立屋鳥」であり、外国人が見ても裁縫しているようにしか見えないということなんだろう。動画を見ると、本当にしっかりと縫い合わせていたよね。
巣作りと子育ての様子も見たいというお友だちは、こちらの動画もぜひ見てほしい。
Amazing tailor bird sewing it's nest and laying eggs
だがこうやって作った巣も、残念ながら安全とは言えないようだ。下の動画はヘビの侵入を許してしまうサイホウチョウの巣。
Snake Enter in Tailor Bird Nest and Eating Their Eggs
written by ruichan
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コメント一覧 (4)
進化って不思議だわ〜
マランダー
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マランダー
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逆に言えば、これが出来なきゃ生き残れなかったんやろ
こんなん出来ように産まれてくる変態がどれだけの確率で産まれて来るのか
マランダー
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あれはヨシキリが縫ったんだっけ?
→2 動画のタイプミスかな?鉅鹿(きょろく)は中国の古地名。
マランダー
がしました