![1906mrt03](https://livedoor.blogimg.jp/maranda/imgs/6/e/6e661f3d.jpg)
ミニチュアホースの保護活動をしている一家がとある1頭の馬をみつけたのは、ちょっとした偶然だった。クリスマスの贈り物として、ローカルの取引サイトに掲載されていたのを見つけたんだ。
どう見ても“普通のミニチュアホース”より小さい、いくら「ミニチュア」といっても小さすぎる。
そのミニチュアホースは、小人症(ドワーフィズム)だった。しかも、前足の骨に異常があり、関節が普通と違うほうへ曲がっていたんだ。
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Tiniest, Fuzziest Mini Horse Starts Dancing With Joy | The Dodo Little But Fierce
普通の家庭に引き取られては、おそらく長くは生きられないだろうと判断した一家は、そのミニチュアホースを保護し、マーサと名付けた。
マーサは、一家が飼っているゴールデン・レトリバーよりも小さかった。でも元気いっぱいで、いつも走りたがっている。
足の状態は見るからに痛そうで、長年、馬を保護してきた一家からすれば「なぜ動けているのか不思議なほどだった」にもかかわらずだ。
![1906mrt00](https://livedoor.blogimg.jp/maranda/imgs/d/2/d2c6dc7d.jpg)
でもこのままでは、きっと走ることはおろか、いずれ歩けなくなってしまう。
獣医師にみせたところ、アメリカンミニチュアホース種にみられる遺伝性の骨の疾患だとわかった。通常では、安楽死させられるという。
手術という選択肢もあったが、前例がないため、手術したからといってよくなるかどうかはわからない。
そんな状況の中で、一家が取った選択は、ひづめをトリミングすることだった。
![1906mrt01](https://livedoor.blogimg.jp/maranda/imgs/8/9/893f0c53.jpg)
その程度で、マーサの足が良くなるとは到底思っていなかったようなんだけど……これがなんと、見事に功を奏したんだ。
![1906mrt02](https://livedoor.blogimg.jp/maranda/imgs/8/e/8ee60d22.jpg)
関節から外側へ曲がっていた足がまっすぐになったことが、ひと目で分かる。ひづめを整えたことでマーサの足は日に日に良くなっていき、より長く走れるようになった。
引き取られた頃は、トイレシーツを敷き詰めた屋内で保護されていたマーサ。すっかり元気になった今は、ほかの馬たちと同じ小屋に、専用の寝床を用意してもらっている。
馬小屋で暮らすほかの仲間たちのところへ行って、いつもおしゃべりをするんだって。
![1906mrt03](https://livedoor.blogimg.jp/maranda/imgs/6/e/6e661f3d.jpg)
そんなマーサが、元気よく走り回る動画をインスタグラムで観てみよう。
喜びのあまりタップダンスよろしくその場でとびはねたり、ムーンウォークでカメラににじりよってきたり、そうかと思えば突然走り出したり。
動画から響く小気味良いひづめの音は、マーサの足が良くなって、思う存分走れるようになった証拠だと思うと、とっても愛おしい気がするね。
小さな体に、エネルギーと愛がいっぱいに詰まったマーサ。走る姿を観ているだけで、こっちまで元気がもらえる気がするよ。
written by momo
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コメント一覧 (6)
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保護馬で脚に疾患抱えてたなんて思えんくらい元気やな
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にしてもこまめにケアしたんだろうな、元気に走れるようになってよかった
マランダー
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