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 思いがけず野生動物と出会い、強い絆で結ばれる。そんな素敵なハプニングを経験したことがあるお友だちはいるかな?
 
 「いつか野生に帰す」のが、野生動物保護の鉄則。わかっていても、その絆が強ければ強いほど、さびしいものだよね。

 しかもその日が、何の前触れもなく突然やってきたら……。農場を営むこの女性も、そんなさびしさを味わったひとり。だけど今年になって、ちょっとした奇跡が起きたみたいなんだ。
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Reunited After 2 yrs with My Pet Deer Albert

 ある日、女性が営む農場に、1頭のシカがふらりとやってきたそうだ。年齢はちょうど1歳くらいで、1人と1頭はあっという間にひかれあったらしい。同時に彼女は「遠からず別れの日が来る」ということも、わかっていたんだって。

 “アルバート”と名付けられたそのシカは、どこへ行くにも女性の後ろをついて来るほど甘えん坊。

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 農場で暮らすほかの動物たちとも仲良くなり、何ヶ月も彼女とともに暮らしていたんだそうだ。強い絆で結ばれたアルバートを、彼女は「神様からの贈り物」だと思ってとても大切にしてようだ。

 ところがある日、突然アルバートは農場からいなくなってしまった。

 出かける彼女についていこうとするアルバートは、いつもならフェンス際までしか来られなかった。しかし体が成長し、とうとうその日、うっかり飛び越えてしまったみたいなんだ。

 いくらなんでも突然すぎる別れに彼女は打ちひしがれ、外でシカの群れを見る度に車を止めては、アルバートの名を叫んだらしい。

 何百回もそんなことをくり返し、あきらめかけていたある日。角の生えた雄ジカが1頭でいるのを見かけた。

 アルバートが生きていたら、このくらいのサイズの角かもしれない。そう思うといてもたってもいられず、彼女は車を降りてアルバートの名を呼んだんだ。
 
 すると……なんとそのシカは、一直線に彼女のもとへとやってきた!

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 アルバートはしっかり生きて、立派に成長していた。そして野生に帰ってもなお、ともに暮らした大切な友だちのことをちゃんと覚えていたのだった。

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 アルバートが彼女のもとを去ってから、実に2年の月日が経過していた。

 もちろん、今は自然界で暮らしているアルバートを連れて帰るわけにはいかない。それでも彼女は、最愛のシカに再会できた奇跡を心から喜んだ。

 彼女は一度自宅に戻り、アルバートのためのおやつを持ってきたんだけど、そのあいだアルバートはその場を動かず、じっと彼女のことを待っていたんだって。

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 これが本当に「最後の出会い」になったのか、それともいつかまた偶然にめぐりあえるのか。それはきっと誰にもわからないけれど……せめて1人と1頭のために、また会えるよう願いたいね。

written by momo

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