
潮干狩りの季節である。学校や幼稚園の遠足で、潮干狩りを楽しんでくる子供たちも多いみたいだ。ご近所さんからお裾分けをいただいたりして、思わぬおこぼれにあずかっちゃってる我が家である。嬉しい。
だけどこの貝たちって、いったいどんな食生活をしているんだろう。水槽にいる貝たちは、一生懸命コケとか魚の食べ残しをお掃除してくれちゃっているけど、草食の回ばかりじゃないよね。
先日は同じ貝を捕食しているシーンをお届けしたけど、他には何を食べてるの?と思って探してみたら、こんな映像を発見したのでシェアするね。捕食シーンが苦手なお友だちは気をつけてね。
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今回ご紹介するのは、イモガイの仲間の巻貝である。彼らの身体の構造はこんな感じ。この「吻(クチバシ)のあたりに注目だ。

この細長い吻の中には、吹矢のように飛び出す毒針(歯舌歯というんだそう)が仕込まれているのだ。

チャンス! 不用意に魚が近寄ってきた。するするっと吻を伸ばして、素早く魚の身体に毒針を打ち込むよ。

あっという間にマヒして動けなくなってしまった魚。

吻の根元の方から、「吻鞘(ふんしょう)」を広げてパクリと丸呑みしちゃうんだ。

イモガイの仲間は、その種類によって食べる獲物の種類が決まっているんだって。魚を主に狙うもの、仲間の貝を狙うものなど様々だ。

たまに人間が刺されることもあって、アンボイナガイなど強い毒を持つヤツに刺されると、人間でも命にかかわることがあるそうなので、これからの季節、みんな海辺では注意してね!
written by ruichan
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