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 冬は野生の生き物たちにとって、食べ物を手に入れるのが難しくなる、厳しい時期である。エサを見つけたら、何がなんでもゲットする。それが冬を生き延びるための鉄則だ。

 雪に覆われた冬のある日、庭に来る鳥たちにエサを提供しようとした親切な撮影者さんのもとへも、野鳥がやってきたのだが……。
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 一面の銀世界となったある日。手の平に鳥たちのエサを乗っけて、雪に覆われた庭に佇んでみた撮影者さん。真っ先にやってきたのは1羽のエボシガラだったのだが……。

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 突然後ずさりをして、手の平の裏側にきゅいーんと隠れてしまったアメリカコガラ。「?」と思ってみていたら、身体の大きなエボシガラがエサを求めてやってきたんだ。

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 エボシガラがエサをついばんでいる間、アメリカコガラはまるで忍者のように姿を見せず、カンペキに隠れ切っている。

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 そうしてエボシガラが飛び去ると、おもむろにびよよーんと元の位置に戻ってくるアメリカコガラ。

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 やっと落ち着いてエサをもらうことができたね。
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 いやあビックリ、何か自動で動く装置のように滑らかな動きで隠れたもんだから、違和感も何も感じなかったよ。逃げずに隠れて待つ。しかも背面に。アメリカコガラのその発想と度胸と身体能力には脱帽するほかない。

 動画はこちらからどうぞ。
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written by ruichan

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