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 「あ〜〜〜、でっかい猫科の生き物と暮らしてぇなぁ!」思わずそんなことを大声で叫びたくなる日もあるよね、人間だもの。

 もちろん、ちっさな猫もかわいいけど、おっきな猫たちのかわいさも知っていると、ちょっと妄想がふくらんでしまうというか、さ。

 しかし世界には、そんな「おっきな猫さんたち」との生活を実現している人が意外とたくさんいるもんだ。今回ご紹介するカップルもそう。

 2匹のボブキャットと暮らす毎日がどんなものか、ちょっとのぞいてみようか。
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We Share Our Home With Two Bobcats | BEAST BUDDIES

 アメリカ、テキサス州に暮らすメリッサとマイクは、ジプシー、モナコと名付けられた2匹のボブキャットとともに暮らしている。

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 最初は1匹だけのつもりだったのが、飼い始めて半年も経たずに2匹めを迎えてしまった。今は、2匹が少しずつお互いになれていっているところなんだって。

 ボブキャットとの毎日は、ひっかき傷や青あざなどが絶えない。でも、ただの1度も、2匹が怒ってわざと二人を傷つけたことはないのだそうだ。

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 ボブキャットはあごの力が強く、それに対して人間の体はやわらかすぎるため、遊んでいるだけでどうしても生傷はできてしまう。

「2〜3度、骨が折れたこともあるけどね」
「まあかさぶただらけだよね、常に」

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 それでも、つぶらな瞳でゴロニャンされたら、遊んであげずにはいられないよね。

 食事の準備もなかなか大変だ。チキンや牛肉、豚肉などの肉類をミックスしたものは、なるべく脂肪の多くついたものを朝1回。

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 サーモンエビに卵を用意することもあるほか、骨髄や歯、羽、毛などの成分が含まれたサプリメントを必ずトッピング。自然界で必要な食事として、内蔵なども用意するのだそうだ。

 一方で少しお世話がラクなのは、意外にもトイレ。なんとボブキャットは「人間用のトイレ」でおしっこをするんだって。

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 しつけたわけではなく、自然界での習性によるものだそうだ。もともと獲物に気づかれにくいように、川や沢など、自分のニオイの残らない水辺に排泄する習慣があるらしい。

 「たまにシンクでやっちゃうけどね」

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 やはり、ボブキャットと一緒に暮らすのはなかなか大変そうだ。でも二人は、2匹のことが愛しくて愛しくて仕方ない。

 もちろん、彼らは本来は野生動物。その性質を尊重しながら接することで、2匹と強い絆ができあがったと感じているという。

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 ちょっと外出していただけでも、家に帰るなり飛びついてきて離れないというのだから、まったくうらやまけしからん話じゃないか。
 
 これから20年、30年と彼らはこの家の中で飼われることになる。だからこそ、そのための覚悟と備えについては十分にできているとメリッサとマイクは語っていた。

 深い愛と性質への理解、大きな家とナイスなご飯を維持する財力その他もろもろがないと、ビッグキャットを飼うことはやはり難しそうだ。

 でもそのかわり、こうして貴重な生き物たちの姿をシェアしてくれるすべての人々に感謝をして、これからもその様子を楽しませてもらおうかな。

written by momo

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