
海の中は、地球上最後のフロンティア。まだまだ人間の侵入を許さない深海の領域や海底洞窟がたくさんあって、未知の生き物だって数えきれないほどいるに違いない。
そんな謎とロマンあふれる海の中で、いやだからこそ突然こんなクリーチャーに遭遇してしまったら、感動とビックリがいっしょになって思い切りはしゃいでしまいそうだ。
多少……というか、かなりにょろにょろ要素が強いので、苦手なお友だちは注意してね。
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Mysterious Sea 'Worm' Spotted Near New Zealand | National Geographic
ここはニュージーランド、ファカアリ(ホワイト島)沖の海。ダイビングを楽しんでいたスティーブ・ハザウェイさんとアンドリュー・バトルさんの前に突然姿を現したのは、巨大なチューブ状の生き物だった。

最初ビニール袋のようにも見えたこの物体、実は全長8メートルにも達する巨大なホヤの仲間で、「ナガヒカリボヤ」と呼ばれる生き物だったんだ。

この巨体、実はコレが1個の生き物なのではなく、群体つまり小さな個体がたくさん集まって集合体としてのコロニーを形成しているそうなんだけど、パッと見にはワームにしか見えないよね。
接近すると、ツブツブっぽい形状がそこはかとなく見て取れるかもしれない。あのひとつひとつが一個体なのだ。

大きいモノでは全長30メートルに達することもあるというからビックリなんである。

昼間は深い場所にいて、夜になると海面近くまでやって来ては、エサのプランクトンを探しているんだそう。

ファカアリはニュージーランド北部にある活火山で、実はダイバーの一人、アンドリューさんのバトル家が所有する島なんだって。エコツアーも実施しているそうなので、興味のある人はぜひ行ってみて!
こちらは少し小さめの物。ツブツブ状のコロニーがよくわかると思うよ。
Pyrosome Anilao Jan 2016
written by ruichan
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コメント一覧 (5)
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リアル深き者か…。
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