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 ピットブルにはネガティブな偏見が付きまとう。闘犬として育種されてきた犬種であるため、人に牙を剥く獰猛な犬種というイメージが定着しており、多くの国で危険視されている。しかしその実、非常に愛情深く、飼い主に忠実な姿が多く見られている。(関連記事1関連記事2)

 アメリカ、ジョージア州にあるレスキュー団体に務めているジェーンさんは「何匹もの子犬が捨てられている」との報告を受けて直ちに現場に向かった。そしてそこには一風変わったとてもかわいらしい子犬が発見したという。

 

 

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image credit:Facebook

 捨てられていた子犬たちは1匹を除いて皆、先のとがった耳と褐色毛の子犬だったという。1匹だけ、耳がくるっと丸まってまるで両耳にシナモンロールをつけたかのような子犬がいたそうだ。その特徴故に彼女はシナモンという名前を付けられた。

 「たくさんの犬と出会ってきましたが、こういう耳の子には初めて出会いました。すっごくかわいいんですよ。写真よりももっとかわいいんです。」とジェーンさんは語った。

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image credit:Facebook

 シナモンの写真をレスキュー団体がFacebookに写真を投稿すると、シナモンはそのつぶらな瞳とくるんとした耳で人々の心をわしづかみし、シナモンとその兄弟はあっという間に有名犬となった。

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image credit:Facebook

 シナモンたちは体がやせて汚れており、感染症も持っているようだったことからも以前の飼い主から世話をされていなかったのでは、とジェーンさんは考えているという。
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image credit:Facebook

 現在生後5週間ほどだというシナモンたちは現在必要なケアを受け、すくすくと成長中だという。インターネットで思わぬ反響を受けたシナモンたちは比較的速やかに里親も決まったようだ。
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image credit:Facebook

 シナモンの兄弟。体がやせてはいるけどその瞳に人間への失望は見えない。新しいお家でもきっと幸せに暮らしていけることだろう。
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image credit:Facebook

 生まれてすぐに兄弟たちと心細い思いをしていたシナモンだったけれど、そのくるくるの耳は福を呼ぶのか、こんなににぎやかな家族に引き取られることになったよ。
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image credit:Facebook

 すでに先住犬も何匹かいる家庭に引き取られたシナモンさん。大きな仲間たちに守られてきっとかわいがられて暮らしていけることだろう。

 シナモンたちは運よく発見してもらえたけれども、世界にはまだまだたくさんの救助を求めている捨て犬や飼い主を待つ保護犬がいる。どうかすべての犬たちによい飼い主に出会えますように。

References: Paws Planet/Facebook/など / written by kokarimushi
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