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 動物園で生まれたシマウマの赤ちゃん。元気いっぱい育っている……かのように見えるのだが、実はこの赤ちゃん、実のお母さんに育児放棄され、飼育員さんの手で育てられているのである。だけどやっぱりお母さんが欲しい! そこで飼育員さんたちがちょっと奮闘してみたのだが……。
 
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No wonder this baby zebra looks like a doll..Its mother actually is one!

シマウマの赤ちゃん、なにやらご不満の様子だが?


 韓国のとある動物園で暮らすシマウマのルカくんは、現在生後15日。まだまだお母さんが必要なお年頃。

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 だがこのルカ、落ち着きがないというか、周りの物を蹴りまくっているのだ。生まれたばかりの赤ちゃんだというのに、いったいどうしたというのだろう。

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生まれてすぐに、ルカはひとり取り残された


 実はルカの母親は、出産直後からルカに関心を示さなかった。母乳も出なかったというが、いわゆる育児放棄の一種だったのだろう。

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 やむなく人間の飼育員さんが親代わりになってルカを育てているのだが、飼育員さんは他の動物たちの世話もしなくてはならず、四六時中ルカのそばにだけいることはできないんだ。

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 飼育員さんがいなくなってしまうと、またキレ気味になるルカ。このままではいつかケガをしてしまうのでは?

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ルカのために、ママの代わりを用意してみた!


 そこで飼育員さんたちは考えた。ママの代わりに人形にいっしょにいてもらおう! 名付けてドッペルベンガー・ママ!

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 本物のママのニオイをたっぷりとつけて……。
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 作戦は成功だ! ルカはドッペルベンガー・ママを本当のお母さんと思ったのか、飼育員さんが出て行っても人形のそばを離れない。

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「ママ、お腹空いたよ! おっぱいどこ?」
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しまった、アレが足りなかった!


 そう、ドッペルベンガー・ママにはおっぱいはなかった。またしても怒りんぼモードに入るルカくん。お母さんを蹴飛ばしちゃダメでしょ!

 ドカッ!
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 慌てた飼育員さんたち、さらなるハンクラにいそしんだ。哺乳瓶をシマシマの布にセットして、さあこれでどうだ!

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 これで一安心と思ったのもつかの間、飼育員さんはルカの排せつ物がゆるゆるなのに気がついた。そう、ルカはそろそろミルク以外の、硬い食べ物を口にする時期に来ていたのだ。

やっぱり本物のお母さんじゃないと……


 上手に離乳に持って行くためには、お母さんの存在がやっぱり重要。子供のシマウマはお母さんが食事をする姿を見て、ミルク以外を口にすることを学んでいくのだという。

 そこでもう一度、ルカとお母さんを会わせてみることにした飼育員さんたち。もしかすると、お母さんに母性本能が戻って来ているかもしれない。そんな一抹の期待と不安を胸に、フェンス越しに対面させてみたのだが……。

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 結論から言うと、この試みは失敗に終わった。お母さんはその場から走り去ってしまい、ルカの面倒を見るつもりはないようだ。

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 まだしばらくは、ドッペルベンガー・ママに頑張ってもらうしかないのかもしれない。

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 狭い飼育下でのストレスで、育児放棄をしてしまったのでは?という意見も寄せられていたようだが、野生の世界でも育児を放棄する母親は存在するわけで、また野生の世界ならではの厳しい掟もあったりして、いちがいに動物園にいるせいとばかりは言えないようだ(関連記事)。

 ルカはこの後も、元気にすくすく育っていくといいんだけれど。マランダーではまた続報があったら、ぜひ紹介しようと思っているよ。

written by ruichan

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