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 日本を代表する鳥といえば、何を思い浮かべるかな。国鳥ということで言えば、日本の国鳥はキジである。しかし何となく、一番人気はツルなんじゃないかなぁという気もするんだよね。

 中でもタンチョウ(丹頂鶴)は、古くから日本で愛されてきたツルである。今回そのタンチョウのダンスがネットで話題になっていたので、どんなダンスか見てみよう。
 
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Watch These Cranes Dance

 タンチョウは江戸時代には今の東京にまで飛来していたんだそうだ。現在彼らの姿を見ることができるのは、国内では北海道の東部に限られる。

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 一度は33羽にまで個体数を減らしたものの、その後の手厚い保護活動もあって、今では1,500羽ほどまでに回復してきているという。

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 それでも環境省レッドリストの絶滅危惧2類に指定されており、世界で2番目に希少なツルの仲間なんだそうだ。

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 繁殖期になると、オスとメスは求愛のダンスを踊ってつがいとなる。お互いに鳴きかわしながら舞う様子は、優美の一言に尽きる。

 今回フェイスブックで話題となっていたのが下の写真だ。

 この絵のように美しい恋の舞を舞うツルの姿に、海外からもたくさんのコメントが寄せられていた。

・なんて繊細で美しい鳥なの!
・これこそ神が創造した美そのものだよ
・息をのむほど美しい光景だ。シェアしてくれてありがとう!
・神秘的なダンスだわ
・ツルってステキな舞い手なのね
・神々しささえ感じるよ

 ツルというと個人的には、海外の空港で某キャリアのあの尾翼の鶴のマークを見るとなんとなくほろっときちゃうんだよね。ま、自分ではなかなか乗る機会はないんだけどね。

written by ruichan

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