
まだ幼い我が子を、群れのボスにさらわれてしまったオランウータンのクレア。どうにか赤ちゃんのクラリータを救出し、保護施設の職員がクレアの元へと連れてきた。
めでたしめでたし……かと思いきや、1週間以上も離れ離れになっていたせいで、クレアがクラリータを認識できないかもしれないという。
我が子を認めて受け入れるどころか、逆に傷つけてしまうおそれもある。それでも、職員たちは母と子の絆に賭けたんだ。
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おそるおそる、ケージ越しにクラリータをクレアに差し出す職員。職員は、クラリータを抱っこした状態でクレアにやさしく語りかける。
「ほら、あなたの赤ちゃんよ。わかる?」じっと赤ちゃんを見つめるクレア。

狭いケージの隙間から懸命に手を差し出し、赤ちゃんに触れようとする。

匂いをかぎ、やさしくなめる仕草は、我が子の存在を確かめているようも見えるね。
直接会わせても大丈夫だと判断した職員が、クレアのケージの扉に手をかけた。するとなんと、クレアが自分でも鍵を開けようとしたのだ。

はやる気持ちを抑えられなかったんだね。

そしてついに、母はしっかりと我が子を抱きしめた。

もし、クレアがクラリータを傷つけたら……見守る人々の不安があっという間に払拭された瞬間。
お乳もしっかり出るようで、クラリータはすぐにクララからおっぱいをもらっていたよ。

クラリータの無垢な瞳に胸がいっぱいになってしまうな。ようやく安心して暮らせる親子。どうかこれからはずっと一緒に、穏やかに過ごせますように。
written by momo
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コメント一覧 (1)
赤ちゃんの返還は大きな賭けだった。ヨカッタ!
でもオラングタンは単独生物だと思ってたから、ボスって?
しかもボスはなぜ赤ちゃんを誘拐したのかな。。。???
マランダー
が
しました