
インドのウダイプルという町で、ストリートアニマルの保護活動をしているAnimal Aid。今日は彼らの活動報告の中から、瀕死の子犬の命を救ったお話をお届けしよう。
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Tiny puppy found taking final breaths saved
「死にかけている子犬がいる」との通報に、Animal Aidのスタッフたちは現場に駆け付けた。そこで見たものは、意識を失い苦しげに呼吸しているメスの子犬だった。

その様子を見たスタッフが、Animal Aidの病院まですら、そのいのちがもたないのではないかと危惧したほどだった。

子犬は下痢によるひどい脱水症状を起こしていた。

誰もが手遅れではないかと思ったほど、子犬の状態は危機的なものだった。

血圧が低く、点滴の針を刺すのも一苦労。だがこの点滴が、子犬の命を救うただ一つの希望だったんだ。子犬の状態は非常にわるく、この夜が峠だと思われた。スタッフの多くが、あきらめかけていたのだが……。

その翌朝、子犬は奇跡的に起き上がった! 死にかけていたときから、たった24時間で、子犬は信じられないほどの回復ぶりを見せたんだ。

そしてその後の回復は目覚ましいものだった。食欲を取り戻し、日ごとに元気になって行く子犬。スタッフたちはこの子犬に「リリー」という名前をつけたそう。

あと少し通報が遅れたら、あとほんの少しスタッフの到着が遅れたら、リリーは目覚めることがなかったかもしれない。小さないのちがまたひとつ、Animal Aidと通報してくれた街の人によって救われたのだ。
どうかこれからは幸せに、元気に大きくなってほしい。
written by ruichan
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