人と人との関係は、些細なことですれ違いが生じたりする。誤解、思い込み、足りなかった言葉、タイミング。あの時ほんのちょっとだけ歩み寄って、かけ違った思いを解きほぐすことさえできたなら……。後になって、そんな後悔を抱いたことは、誰にだってあると思うんだ。
そしてそれは動物たちにも起こりうることみたいだ。今日の主役は、以前マランダーにも登場したことのあるダルタニャン。さて、誤解はうまく解けたのだろうか。
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Cat thinks he's been cheated on
こちらダルタニャン氏、撮影者さんのお宅の庭に住みついている野良猫だ。といっても、寝床もあるしご飯ももらっているし、撮影者さんが去勢手術も受けさせたということなので、ほぼ居候猫といってもいいだろう。
そしてこちらの美描さんは、ダルタニャンのガールフレンド。通りを挟んだ向かいのお宅の猫なんだって。
いつもいっしょに過ごしているラブラブな2匹。もう周囲がご馳走さまって言いたくなるくらいのイチャコラっぷりで、そこに誰かが入り込む隙なんてなさそうに見えたんだけど……。
ある日突然、そんなバラ色の日々は崩壊した。ダルタニャンの目の前で、どこかから現れたイケメンキャットと、これでもかというくらいのイチャイチャを見せつけるガールフレンド。
ボーゼンとするダルタニャン。とりあえずその辺にあるものを、彼女の代わりに抱っこしてみる。何て声をかけていいかわからないほどの意気消沈ぶりだ。
ショックはやがて怒りに変わった。近づいてくる彼女を徹底無視。言い訳なんて聞きたくにゃい!
いっしょに水を飲むことすら拒否するダルタニャン。
だがダルタニャンのかたくなな心も、愛する彼女の必死の訴えの前には溶け去ったようだ。
「違うのよ、誤解なの! 彼はただの友だちなの!」
「マジ? なぁんだ、俺ってばヤキモチ焼いちゃったよ、ごめんにゃ」
「いいえ、あたしこそごめんにゃさい。あたしが好きなのはあなただけよ!」
などという会話があったのかどうかは定かではないが、ダルタニャンとガールフレンドはもとのラブラブな2匹に戻ることができたんだ。
というわけで、今日も撮影者さんのお宅に行けば、ラブラブな2匹を目にすることができるはず。
みんなもちょっとした行き違いで、仲直りできないでいる相手はいないかな? この機会に今年のうちに、歩み寄ってみることはできないだろうか。必要なのはほんの少しの勇気だけ。ダルタニャンたちがそっと背中を押してくれると思うよ。
written by ruichan
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