何かと不透明なことの多い政治の世界、どうやら数年前からそこに動物たちがその清い心で着手を始めていたようだ。カリフォルニア州アイディルワイルドで五期連続で市長に当選したゴールデン・レトリバーのマックスさんを紹介しよう。
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image credit:NZHerald
カリフォルニア州アイディルワイルドは、サンジャシント山脈の中央に位置する自然豊かな町だという。そこには市民に愛される4本足の市長がいるんだそうだ。
なんと今回で五期連続の当選というところから、いかに人望ならぬ犬望厚い市長だということが分かるだろう。
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マックス市長の主な職務は専用車で町を巡回し、市民に愛と笑顔を振りまくこと、広報担当、イベントごとなどの際はリボンを切るなどの重要な任務に就くこともあるそうだ。
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マックスさんの住むアイディルワイルドは、unincorporated town(市町村組織あるいは公的な政治的な指定なしに社会的に識別される地域的な領域)で、自治体が設立されていない。人々の総意でルールを定めたりすることはできても、市長などの自治体の長を置くことができないそうだ。
しかし上記のルールは「人間にのみ有効」、つまり動物は自治体の長になることができる。そこで地元のシェルターが市長選という名の募金活動に身を乗り出した。これにより、マックスさんの叔父にあたるマックス前市長が当選したが、就任後1年で虹の橋を渡ることとなる。
悲しみに暮れた市をもう一度盛り上げるべく、子犬ながらに暫定的に市長となった現マックスさんは、持ち前の賢さと明るさであっという間に立派な市長を務めあげてきた。
現在は人間のスタッフであるフィリスさんと、副市長にあたり、マックスさんの親族であるミッツィさんとミッキーさんの手助けを受けながら日々公務に励んでいるとのことだ。
マックスさんは子供にも大人にも大人気だそうだ。こんな素敵な市長さんがいる街なら、あっという間に観光客が集まる名所となるかもしれない。公務の時のキリっとした表情とそれ以外のリラックスした様子などいろいろ知りたいお友達はFacebookを見てみよう。
References: NZHerald
/Facebook/など / written by kokarimushi / edited by parumo
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