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 気付いてみたら街はいつの間にかクリスマスの装飾であふれ、なんとなく年末までまっしぐらな風情になっている。クリスマスプレゼントは何にしようか、ケーキの予約は等など、そろそろ準備にかかろうかというご家庭やカップルも多いかもしれない。

 サンタさんのそりを引くトナカイたちも、そろそろ出撃準備に入る時期のようだ。だが意外にも、彼らはこんな手段で集団移動をしているらしいよ。
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1. ロシア連邦のサハ共和国。首都のヤクーツクでは年に一度、トナカイたちの……じゃなくて、トナカイの飼い主さんたちの集会が開かれるんだそうだ。

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image credit:Olga Ushnitskaya

2. ヤクーツクに向かうポーラー・エアラインズの中は、トナカイたちで満員だ。どうやら角の大きさで座席が決まるらしく、大きな角を持ったトナカイが真ん中に乗ることになってるんだって。

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image credit:Olga Ushnitskaya

3. 尾翼にはホッキョクグマのマーク。さすが極地(polar)の航空会社だ。
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image credit:Olga Ushnitskaya

4. 各地から続々と、ヤクーツクにやってくるトナカイたち。
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image credit:Olga Ushnitskaya

5. 今回のイベントは、伝統的なトナカイとの生活を披露する目的で開かれたもの。
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image credit:Yevgeny Nikolayev

6. トナカイにまたがって走ったり、そりに乗ったり、トナカイに引かれてスキーで移動したりといった、シベリアならではの体験が盛りだくさんだったらしい。

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image credit:Yevgeny Nikolayev

 すし詰め状態に見えたけれど、トナカイたちは大丈夫かな? と思ったら、死亡事故が起きたこともあるんだそうだ。やっぱりそれなりにストレスにはなりそうな空の旅である。

 飛行機に乗るよりも、自分でそりを引っぱって大空を翔る方が、トナカイには似合ってるのかもしれない。

 冬にはマイナス40度を軽く下回る厳寒の地、ヤクーツクのトナカイたち。

Russia: Reindeer herders of Yakutia

via:The Siberian Times written by ruichan

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