
コロンビアのとある学術研究所にいる一匹の犬。この犬はキャンパスで働くスタッフに引き取られていて、いつでも自由に構内をうろうろしてるんだ。
職員だけでなく、学生たちにもかわいがられてのびのびと暮らしている彼。学生たちはときどき、クッキーを買い与えてやったりしていたそうだ。
ところがある日、この犬が思いがけない行動をしてニンゲンたちを驚かせた。1枚の葉っぱをくわえて売店のカウンターに差し出し、クッキーがほしいとねだったのだ。
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こちらがその犬。名前はネーグローさんというそうだ。コロンビアにある「カサナレのモントレイ技術教育研究所」で人々にかわいがられている。

image credit:A Peña J David
売店で教師や学生が買い物をしている姿を間近で見てきたネーグローさん。なにやらピラピラしたものをこのカウンターの向こうにいるニンゲンにわたせば、おいしいおやつがもらえる!と学んだようなんだ。

image credit:Angela Garcia Bernal
いつもは、ニンゲンが気まぐれにクッキーを買ってくれるけど……。

image credit:A Peña J David
「自分で買えば、好きなだけ食べられるんじゃね???」
と、どうやら気づいてしまったらしい。

image credit:A Peña J David
こうしてネーグローさんは、たびたび葉っぱを持ってきては、引き換えにクッキーをねだるようになった。

image credit:A Peña J David
困っちゃったのは売店の店員さん。最初は、ネーグローさんのかしこさに心底びっくりして、思わずクッキーを"売ってしまった"んだって。

image credit:A Peña J David
でもさすがに毎回"葉っぱのお金"でお買い上げいただくわけにもいかない……。
ということで店員同士話し合った結果、いまは1日2〜3回までなら、ネーグローさんにクッキーを売ってもよい。ということになったんだそうだ。

image credit:A Peña J David
とあるキツネは、ちゃんと硬貨をにぎりしめて手ぶくろを買いに行ったけれど。まさか葉っぱのお金でクッキーが買えちゃうとは、びっくりだね。
あまりのかしこさに、まわりのニンゲンたちをあっと言わせたネーグローさん。これからもみんなにかわいがられながら、お買い物を楽しんでくださいな。
written by momo
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