
アメリカのオレゴン動物園。ここで暮らす2匹のチーターたちのために、飼育員たちがめちゃくちゃナイスな装置を開発したよ。
おもちゃのボールをうんと遠くへ飛ばすためのカタパルト=射出装置。名付けて、チータパルトだ。
ポーンと飛んでいったボールを、元気いっぱいに追いかけるチーター。のびのびと走る様子がもう、うれしそうったらありゃしないんだ。
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アメリカ、ポートランドにあるオレゴン動物園。広大な敷地の一角に、タンザニアのセレンゲティ国立公園をイメージした捕食動物たちのエリアがある。
そこで暮らす2匹のチーター、ダーリーンさんとメリー・ジェーンさんがいま夢中になっているのがボール遊びだ。
それもただのボール遊びじゃあない。専用の射出装置「チータパルト」で、思いっきり打ち上げられたボールを、地上最速ともいわれるその足で、弾丸のように追いかけていくのだ。
準備中の飼育員の前でソワソワ。

「いっくよ〜!」

ポーーーーン!

美しくしなやかな体で駆けながら、ボールを追う。

み〜っけ!

ちょっと誇らしげにも見えるね。

そしてこのままでは終わらない。ボールを見つけたチーターは、なんとそれをくわえたまま飼育員の元まで持って帰ってくる。

そして、きちんとバケツの中へ返すのだ。

これはもちろん「第二ラウンド行くで」のサイン。また打ち上げられたボールを追って、チーターは走り出していく。

見ているこちらまで気持ちよくなる走りだね!
飼育員のフォスターさんは、チーターたちに「野生での暮らしに近い運動をさせたい」という思いから、この"チータパルト"を開発したんだそうだ。
最初はテニスラケットでボールを打っていたけれど、全然飛ばないし、チーターたちにもあまりウケがよくなかったらしい。
チータパルトは、チーターたちを相手に何度も試した上で完成させた、いわばチーターおすみつきの装置だ。ボールの飛距離も、最大で45メートルほど。
そのかいあって、いまのチーターたちはとても楽しそうだ。ボールの行方を追い、瞬発力で駆けていく姿はまさに、狩りの様子そのものだよね。
しかし、この動画を見たお友達は、ちょっと違う点が気になっているらしい。
・でっかい猫、っていうより犬みたいだな
・うちの犬よりボール拾いがうまい。
・うちのレトリーバーよりちゃんとボール拾ってる……
・チーターのほうが犬よりボール拾いがうまいんだな
・犬よりチーターのほうがかしこくてツラい
ちゃんとボールを拾って飼育員のもとへ持ってくるその姿に、猫というよりは犬の姿を想像したお友達が多かった。
中でも、"ボール拾い遊び"がうまくできない犬を飼っているお友達には、ちょっぴり切ない気持ちになる動画だったみたいだね。
written by momo
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