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 以前イギリスの保護団体Wildlife Aid財団の活躍で、ネットに引っかかったキツネを救助したお話をご紹介したことがあるんだけど、覚えていてくれた人はいるかな。

 あの団体の創始者でもあるサイモンさんが、今日呼ばれて行ったのはテムズ川沿いのとあるお宅だったんだ。そこで待っていたのは、お怒りモードのあの生き物だったのだが……。
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Cygnet rescue - Simon beaten up by an angry swan

 イギリスはテムズ川沿いのこちらのお宅。その裏手に、なにやらお怒りのハクチョウ氏がいるらしい。

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 サイモンさんが行ってみると……。
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 ヒナが1羽、フェンスに挟まって動けなくなっていたんだ。
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 早速助けようとするサイモンさんだったけれど、警戒しまくりのパパは、「うちの子に何すんじゃ!」とばかりに攻撃態勢。

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「わかったわかった」と、手早くヒナの救出に成功。
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 よかったよかった。さあ「ほら、返すよ」とヒナをパパ氏の前に置いてあげたけれど。

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「あっち行け、早く行け、近寄るんじゃねぇ!」 
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 さすが戦闘鳥族のハクチョウ氏、例え助けてくれた相手でも、ニンゲンなんかに心を許すもんじゃないんである。

「もう落ち着いたかい? よかったな」と、声をかけるサイモンさん。きょうだいたちみんな揃って泳ぐヒナたちも幸せそうだ。お母さんお父さんと仲良くね。

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 ところでこの日サイモンさんは、夕食の途中で呼ばれて飛び出て駆け付けてきたんだそう。この後はゆっくりと食事を楽しめたんならいいんだけど。

written by ruichan

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