野生の王国アフリカで、野生のインパラを泥の中から救い出した男性が話題になっている。動けなくなっていたインパラを、思わず助け出してしまった男性。自然界に干渉してしまったことの是非はともかく、この動画のキモは別のところにあったらしい。
sponsored links
sponsored links
Man Rescues Impala From Mud
泥にハマったインパラを発見!
事件は南アフリカのクルーガー国立公園で起こった。泥にハマり込んで、動けなくなっている1頭のインパラ。
そこへ1台のクルマがやってきた。
逃げ出すインパラの群れ。だが泥に足を取られた1頭は動けない。
車から降りてきた男性が、そのインパラに近づいていく。
靴と靴下を脱ぎ捨てると、男性はインパラの角をひっつかんでヨッコイショ。無事に泥の中から引きずり出したよ。
しばらくの間、放心したかのように動かないインパラ。
やがてゆっくり立ち上がると、仲間たちのもとへと走り去っていった。
この動画はイギリスのカンタベリー在住のシェフ、スティーブ・ヘイリーさんによって撮影されたもの。クルーガー国立公園をたびたび訪れているというスティーブさんだが、今回はレンタカーを借り、テントを持参しての8週間のサファリ・ツアーの最中にこの場面に出くわしたんだそう。
クルーガー国立公園では、レンタカーや自家用車でゲーム・サファリに出かけられるようになっている。もちろん自己責任と、ルール厳守が大前提だ。車外へ出ることは禁じられているはずなので、この男性の行為はルール違反かもしれないね。
フェイクニュースになってしまった?
それはそれとしてこの動画、映っている男性がスティーブさんだということでネット上で拡散されてしまい、当のスティーブさんは困惑気味……というよりも腹を抱えて笑っているそう。スティーブさん本人はとってもスリムな男性で、映像の男性とは似ても似つかないタイプなんだ。
来日したこともあるスティーブさん。動画の男性とは別人だよね。
まあネットの世界は何でもあり、フェイクや釣り、勘違いもそこいらじゅうに転がっているわけだ。
以前紹介したクマやライオンの記事でも触れたけれど、悪意のあるうそっこネタにはマランダーも十分注意していきたいと思っているが、なかなかカンペキにとはいかないこともあるので、気づいたことがあればぜひ指摘してもらえればありがたいんだ。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
ロンドン自然史博物館主催、2017年度野生動物写真コンテストの入賞作品を見てみよう(PART2)
「うちの子を助けて!」どうしてこうなったかは不明だけれど、穴に落ちたアルパカの赤ちゃんの救助に成功
明日から本気でダイエットします…多分!格子にはまって出られなくなったアライグマ
うっかりしてた。キツネ、なぜか墓石に挟まり救助される。
ウエストあと1センチ減らさなきゃ!とやる気をくれる救出シーンが到着
コメント一覧 (5)
介入はいけない事かもしれないけど、
やっぱり優しさが心にしみる。
自分も強く優しくなりたい。
一苦労なんだなっていうのが最初に思った感想w
でもインパラは無事救出出来てよかった!
この角で突かれなくてよかったな