
北米大陸でクマーといえば、まずグリズリーを思い浮かべる人も多いと思う。日本ではハイイログマとも呼ばれるグリズリーは、そもそも北米の弱肉強食の生態系においてほぼトップに君臨するプレデター。木の実や魚だけではなく、草食動物であるシカなどを襲って食べていたりする。
今日はアメリカアカシカの群れに近づくグリズリーをとらえた映像をご紹介しよう。
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Grizzly Bear Chases Elk in Yellowstone NP
この映像が撮影されたのは、アメリカのイエローストーン国立公園内だという。遠くからこちらに近づいてくる1頭のグリズリーが見えるだろうか。

手前にはエルク(アメリカアカシカ)の群れがいる。どうやらグリズリーには気がついているようで、何頭かはそちらの方を見て警戒しているようだ。

この時期、アメリカアカシカは出産シーズンを迎えており、グリズリーは子ジカを狙って群れに近づいてくるらしい。

今回はどうやら、グリズリーの狩りは失敗に終わったらしい。

北米大陸にいるプレデターといえば、オオカミやクーガー(ピューマ)、コヨーテなどが代表的だが、肉も魚も木の実も食べる雑食性のクマたちも、草食動物たちにとっては脅威である。とくに身体も大きく力も強いグリズリーは危険な相手だ。
実は自分もイエローストーンでグリズリーに遭遇したことがあったりする。50mくらいの距離からこちらをじーっと見ている巨大クマにはマジで緊張した。
もし園内でグリズリーに遭遇した場合にはレンジャーに報告することになっているはずなので、万一見かけたりした場合には、帰りがけにちょっと事務所に寄って行こう。
written by ruichan
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