
アメリカで人家に近い排水溝に、クマが閉じ込められてしまうという事件が起こった。急きょ駆け付けた公共設備の作業員や、野生動物管理官たち。ひとつ間違えば危険な状況にもなりかねないこの事態、クマは無事に救出されるのだろうか。
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Bear climbing out of storm drain after getting trapped
事件が起きたのはアメリカのコロラド州の街、コロラドスプリングスだ。「クマが閉じ込められている」という通報を受けた作業員たちが現場に駆け付けたところ、確かに110kg以上はあろうかというクマが排水設備の中にいて、外に出られなくなっていた。

いったいどうして、こんなところに入り込んだのやら。

結局作業員がマンホールのふたを開けて、クマを救出することになった。しかしもしその場でクマが飛び出して来たら、あまりにも危険すぎる。遠くからおっかなびっくりフタを開ける作業員さん。

クマはマンホールから首を出してあたりを見回し、安全を確認すると、穴をよじ登って逃げ出した。

クマと人間、お互いの安全を考えて、クマの方に向けてスラッグ弾が撃ち込まれる。
「もう人家に近寄るんじゃないぞ!」

今回は一目散に森へと帰って行ったクマー。何事もなかったからよかったものの、クマがパニックに陥って自暴自棄に暴れたりしたら、どちらにとっても悲劇的な結末になったかもしれない。そうならなくて本当にラッキーだったんだ。
written by ruichan
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