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 華麗でゴージャスな飾り羽を持つオスのクジャク。あの羽を広げるポーズは、恋のアピールだって知ってたかな?

 美しい羽を惜しげもなく広げて、「オレサマ最高! だからいっしょにお茶でもどうよ?」とデートのお誘いをしているわけだが、時にはまったく相手にされないこともあるようだ。

 それでも必死にアピールを続けるオスクジャク。今日はそんな切ない映像をご覧いただこう。
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Peacock trying to impress a chick(en) is priceless

 ここはオーストラリアのシドニーにある、シンビオ・ワイルドライフ・パーク。オスのクジャクのピーティってば、どうやらメンドリさんに恋をしてしまったみたい。

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「えっ、アタシのこと?」
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「そうですよ、お嬢さん!」
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 めいっぱい飾り羽を広げて、おしりフリフリ恋のアピールをするピーティくん。
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 だがメンドリさんに、力いっぱいスルーされてしまって、あれれれれ?
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 まったく一顧だにもしてもらえないピーティくん。
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「お願い、ボクを見てよ……」
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 まさに目に入ってはいるが見えていない状態で、存在そのものをスルーされているかのようなピーティくん。それでも必死に、メンドリさんの動きを追ってアピールしているみたいだね。

 オスのクジャクが、異種のメスに恋をしてしまうお話は、以前カラパイアでもご紹介したよね。クジャクって意外と見境ないってか、相手何でもええのんか?って思っちゃうくらい、いろんな相手に向かって飾り羽を広げているみたいだ(関連記事)。

 聞くところによると、オスのクジャクがこうして飾り羽を広げるのは、恋のアピールだけじゃなくって、縄張りを守るときの威嚇の行動でもあるらしい。でも今回はどう見ても、メンドリさんに向かって切ない想いを伝えようとしているように思えるんだけどどうだろうか。

 ニワトリに恋するクジャクさんは日本でも出現していた模様。

ニワトリに求愛するクジャク!?

written by ruichan

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