よちよち歩きのヒナたちと母鳥の微笑ましい更新の様子は、マランダーだけではなく各種のメディアでもすでにおなじみの光景だよね。でもさすがにコレはお初かも。なんと76羽ものヒナたちを従えたお母さんの姿がカメラにとらえられたんだ。
sponsored links
sponsored links
ミネソタ州でアマチュアの自然写真家として活動しているブレント・シザックさんは、ある日撮影に行ったベミジー湖で目を疑うような光景を目にした。50羽以上のヒナたちを従えた1羽のカワアイサ(カモの仲間)のお母さんだった。
次に見かけたとき、子ガモの数はさらに増え、少なくとも76羽になっていた。
カモのヒナなどが生まれて初めて見たモノを親だと認識し、その後をついて回る「インプリンティング」っていうのは、よく知られているんじゃないかと思う。
だけどこの大量のヒナたちはいったいどうしたんだろう。カワアイサが一度に産む卵の数は1ダースくらいだという。だとすればこの大量のヒナたちが、この母鳥の子供たちであるはずはない。
またカワアイサは、ヒナの生存率を上げるために、自分の卵をよその巣に紛れ込ませるということもするんだそうだ。だけどそれにしたって、この数は多すぎるんだよね。
専門家によると、羽の抜け替わる時期などに、ほかの母鳥にヒナたちを預けるという行動もあるようなんだ。真相はともかく、このカワアイサの保育園は写真や動画を見た人たちの間で人気を呼んでいるよ。
動画はこちらから。
Common Mersangers
ブラントさんは現在進行形で、湖に行ってはヒナたちの撮影を続けているようだ。興味のあるお友だちは、ブラントさんのインスタグラムをチェックしてみよう。
via:laughingsquid / the dodo / The New York Timesなど written by ruichan
▼あわせて読みたい
イギリスのおまわりさん、マガモ一家の横断を手伝う
「はい、ちょっと通りますよ!」手を上げて…は無理だけど、横断歩道をきちんと渡るカモの親子ご一行
お客さん、ちょっと待っててね!お仕事中に子カモたちを救出した心優しい運転手さん
みんなすくすく育ってね!高校の校舎を横断して水辺へと引っ越していくカモの親子
「ニンゲンさんあたしの子を助けて!」子ガモをレスキューする消防士たち
コメント