
父と娘、そして犬と猫。毎年同じ場所、同じ構図で、愛する家族の写真を撮り続けている一家がある。1年ごとに成長していく愛娘とペットたち、少しずつ変わっていく家具や家の中の様子。家族の10年間が綴られた写真をご紹介しよう。
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香港在住のカメラ収集家、TMウォンこと黄定敏さんは、愛娘のティファニーちゃんといっしょに同じ場所、同じ構図で撮影した写真を、毎年中国のSNS微博(ウェイボー)にアップし続けている。
もともとは2008年に、生まれたばかりのティファニーちゃんを抱っこしている写真を、奥さんのグレースさんが何の気なしに撮影したのが始まりだった。黄さんの愛犬・愛猫も、ティファニーちゃんといっしょに被写体に。
2008年

image credit:TM Wong
やがて大きくなったティファニーちゃん。この写真を見つけると、もう一度同じ場所で同じ写真を撮りたい!とおねだり。快く了承した黄さんご夫婦は、それから毎年同じ構図での写真を撮り続けているんだよ。
2013年

image credit:TM Wong
もちろんペットたちも、同じ位置で出演中だ。この犬と猫は、黄さんが獣医師のところから引き取ってきたペットたちなんだって。
2014年

image credit:TM Wong
ロングヘアーのダックスフンドは13歳。猫は現在14歳。猫の方は事故でケガをして、左の後ろ足を切断してしまっているそうだ。
2015年

image credit:TM Wong
実はこの一連の写真は、ほのぼのとした家族写真という以上の意味を持っているんだそう。黄さんによると、中国では赤ちゃんが生まれると衛生面を心配して、ペットを手放す家庭が多いらしい。
2016年

image credit:TM Wong
現在も妊娠中の女性がいる多くの家庭では、ペットたちを施設や獣医師のところへ送ったり、捨ててしまったりしているんだそうだ。
2017年

image credit:TM Wong
黄さんもティファニーちゃんが生まれるとき、この2匹を手放すよう双方の親から言われたものの断固拒否。あえて子供とペットたちがいっしょに過ごしている写真を公開することで、人々の意識を変えたいという意図もあるんだという。
2018年

image credit:TM Wong
中国ではいまだにペットの毛や排せつ物が、妊婦さんや赤ちゃんの健康に良くないと考えている人も多い。もちろんきちんと掃除や世話をしないで飼育するのが問題外なのは言うまでもないが。

image credit:TM Wong
黄さんはこの写真を見た人たちに、「妊娠中の女性や赤ちゃんのいる家庭でも、ペットを飼い続けることができるんだ」と思ってほしい、そうして捨てられるペットたちが1匹でも減ってほしいと願っているそうだ。

image credit:TM Wong
via:viralnova / Dailymail / 新浪微博など written by ruichan
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コメント一覧 (9)
こんな人が増えたら、中国はきっと良い国に進化していくと思う!!
頑張れ!
何気ない優しい雰囲気が伝わる写真です。
そしてティファニーちゃん足が長すぎないか、可愛い子に育ちましたね。
ありがとう
悪い所ばかりがピックアップされがちだけど、
きっとこういう素敵な優しい人も沢山いるんだろう。
とりあえず娘の足キレイすぎる。うらやましか~
しっかり管理して育ててれば子供にいい影響しかないよ
毛はともかくペットの排泄物が妊婦にとって危険なのは日本の産婦人科どこでも言われる事ですよ
ペットの糞尿から母体がトキソプラズマ感染症にかかると高確率で胎児に障害が発生します
好きなまとめブログだから管理人さんにはその辺少しは調べてから載せてほしかったです