
インドの街、ウダイプルで活躍するストリートアニマル・レスキュー隊、Animal Aid。今日飛び込んできた通報は、民家の庭で動かない犬がいるというものだった。もしかしたらもうダメかもしれない。そう危惧しながら現場に駆け付けたスタッフたちだったが…。
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We thought she was dead…amazing recovery of street dog
スタッフが案内された庭先には、ぐったりと横たわる1匹の犬が。どうやら頭にひどいケガをしているようだ。

優しく抱き上げて、車へ運ぶスタッフ。

Animal Aidのクリニックでは、すぐに傷の手当てが始まった。

保護されてから2週間。犬はほとんど眠ったままで過ごしていたという。

ケガが脳にダメージを与えているのでは? スタッフがそう心配し始めたころ…。

そして奇跡が起こった! 3週間目、ハッピーと名付けられたこの犬は、驚異的な回復を見せたんだ。まだやせ細ってはいるものの、元気に走り回るハッピーを見てほしい。

Animal Aidの活動はウダイプルにしっかり根付いてきたようだけど、インドにはまだまだ基本的なシェルターすら存在しない街もある。
そこでAnimal Aidでは、ほかの地域でこのような活動をはじめたいと考えている人のために、彼らのノウハウを惜しみなく伝えるトレーニング・プログラムを開始するそうだ。これをきっかけにして、インド中で助けを必要としている動物たちが、1匹でも多く幸せになれるといいね。
何よりも、一番大切なのは教育。今日も地域の小学生たちが見学に来ているよ。
written by ruichan
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コメント一覧 (3)
元気になってよかった
始めの様な諦めきった眼をする犬の姿は本当に哀しいから