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 タツノオトシゴを知らない人はいないだろう。名前を聞いただけで、なんとなくあの姿もイメージできてしまうんじゃないだろうか。

 だけど実際に泳いでいるシーンとなると、目にしたことがあるっていう人は少ないかもしれないよね。というわけで、海藻につかまって涼しげに泳ぐタツノオトシゴの赤ちゃんを見てもらおう。
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Baby Seahorse Gently Drifts on Seaweed Surfboard

 海藻の茎につかまって、海の中を漂うタツノオトシゴの赤ちゃん。
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 サイズはこのくらい。結構ちっちゃいよね。
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 タツノオトシゴはこう見えてもれっきとしたお魚さんだ。尻尾をサンゴや海藻に巻き付けて、じっとしていることが多いんだよ。

 面白い習性としては、オスが子供を産むっていうこと。正確には、オスのお腹にある育児嚢の中にメスが卵を産み落として、孵化するまでオスのお腹の中で育てるんだ。一度に生まれる子供の数は50匹前後。中には数百匹なんてこともあるらしい。

 こちらは飼育下でのタツノオトシゴの赤ちゃんたち。孵化させたブラインシュリンプ(いわゆるシーモンキーとかお化けエビの仲間で、すぐに孵化するので稚魚のエサによく使われる)を食べているよ。


Baby Seahorses Eating

written by ruichan

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