カリフォルニアで動物たちの保護活動を行っている、非営利団体のHope For Paws。かれらの献身的な活動の様子については、以前にも一度紹介したことがあったよね。
今日も飼い主に捨てられた犬を保護すべく、現地に急行するスタッフたち。「捨てられた」というトラウマを抱えて生きてきた犬に、スタッフたちの思いは伝わるのだろうか。
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Street-smart homeless dog manages to avoid rescuing time after time.
捨てられた犬がいるという通報を受けて、スタッフが現地へと駆け付ける。どうやら近所の人がエサをやって、面倒を見てくれているらしい。
ブロンディーという名前のこの犬は、もともとこの近所のお宅できょうだいたちといっしょに飼われていたそうだが、そこのお宅ではもう犬はいらないのだという。
ブロンディーの母親は車に轢かれて命を落とし、3匹いたきょうだいたちも、今では行方がわからないという。
食べ物には興味を示すものの、ニンゲンに対する不信感は強いようだ。
ブロンディーを保護するために、あの手この手の作戦を実行するもうまいくいかない。
作戦2日目。何度も逃げられて焦燥感にかられたスタッフは、今日こそはとの思いで、ブロンディーを塀際に追い詰めることにした。
やった、つかまえた!
安心させるように話しかけながら、ブロンディーを獣医師のもとへ運ぶ。
ブロンディーの身体には、200匹以上のダニが吸い付いていた(閲覧注意)。
すっかり元気になったブロンディーは、現在トレーニング中。日常生活の訓練とともに、愛情についてもたっぷり学んでいるところだよ。
Hope For Pawsではトレーニングが終了し次第、ブロンディーの里親を探すそうだ。新しい家族のもとで、今度こそ幸せになってくれることを祈ってるよ。
written by ruichan
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ブロンディーの幸せを祈る