
ちっちゃな赤ちゃんはカワイイ。母性本能を刺激する。だからついお世話したくなっちゃう。昨日も自分の赤ちゃんといっしょに、わんこの赤ちゃんも育てちゃおうっていう肝っ玉母さん猫をご紹介したばかりだもの、「お母さん」ならわかるんだ。
だけどお兄ちゃんの場合はどうだろうか。ある日突然弟がやってきた場合、どうしていいかわかんなかったり、赤ちゃん返りしちゃったり、いろいろフクザツなんじゃないかしら。
そんな風に周りがヤキモキしている間に、完璧なお兄ちゃんになってしまった猫がいる。今日はそんなお兄ちゃん猫をご紹介するね。
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ムーングレード・ローズさんは、秋のはじめのある日、弱った子猫を発見した。救急センターに連れて行き、とりあえず危機は脱したものの、子猫を家に連れて帰るにあたりローズさんには懸念があった。
飼い猫のアンディがどう反応するだろう。オピーと名付けたこの子猫を、アンディは受け入れてくれるかしら。

だがその心配は杞憂に終わった。オピーの鳴き声を聞きつけるや否や、アンディは走ってきてオピーを抱きしめた。

オピーを落ち着かせようとするかのように毛づくろいをしキスをして、片時もそばを離れないアンディくん。

まるで小さな弟を守るかのように、ずっと寄り添っていたそうだ。

ローズさんの手の上で、安心しきっておねむのオピー。

それからの2週間、ローズさんは数時間おきにオピーへの授乳を続けた。その傍らには、かならずアンディがいてオピーを見守り続けていた。

アンディもオピーと同じく、ガソリンスタンドで保護された猫だったんだ。

オピーが来るまでは、片時もローズさんのそばを離れようとしなかったアンディだが、今はこうして小さな弟につきっきり。

一時もオピーから目を離すことはない。

そうしてご飯の場所や遊びなど、このおうちでの暮らし方を、オピーにレクチャーしているらしい。

もちろん、一番大事なことは、こうやってスキンシップをすること。

「私自身も養子でした。生みの親に会いに行ったこともありますが、それでも私の人生にはいつも何かが欠けていた気がします。アンディが私を救ってくれたんです」と、ローズさんは語る。「そして今回、オピーがアンディに同じことをしてくれているんだと思います」
via:PAWS PLANET / Love Meow written by ruichan
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コメント一覧 (6)
仲良くて可愛いなぁ。
いや、目が赤いのはまだ眠いからなんだ。ホントだよ?