
これまで何度かご紹介したことのある、タイのチェンマイにあるセーブ・エレファント財団が運営するエレファント・ネイチャー・パークを覚えていてくれた人はいるかな。そう、重労働を強制されていたり、虐待されていたりしたゾウたちをその過酷な環境から救出し、保護している施設なんだ。
今日はそのエレファント・ネイチャー・パークでのんびりまったり過ごしている、ゾウと犬たちの様子をお目にかけよう。
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The friendships of elephant and dogs
ゾウと犬は仲がいいのか悪いのか。すぐに答えられる人はあまりいないだろう。だって動物園のゾウたちは、犬といっしょに暮らしてないし、あまり想像できないよね、ゾウと犬がいっしょにいるシーンってさ。

タイに住むアジアゾウたちは、基本的に平和を愛する生き物だ。犬がそばにいたとしても、自分たちの邪魔にさえならなければ、特に気にする様子はない。犬の方でも、あまりゾウに対して神経を尖らせる様子は見られない。

お互いにいい距離感を保った無関心。そんな関係がしっくりくるような気がする。

もちろん、時たまゾウたちの通り道で犬が昼寝してたりすると、丁寧に「どいてくださる?」「しょうがないなあ」的なやり取りはある模様。

こんな様子を見ていると、ゾウは「優しい巨人」というのも頷けるね。

もちろんここにいるゾウたちの多くは、かつて人間に飼われていたり、あるいはこの施設で生まれ育ったりと、人間やほかの動物に慣れているという面はあるだろう。
またアジアゾウはアフリカゾウよりも一般的に穏やかな気質といわれているのも、この長年にわたって人間と共存してきたからだといわれている。だけどそれをいいことに、サーカスや森林伐採の現場などで、過酷な重労働を課してきたのも事実。
ここにいるゾウたちはそんな環境から解放されて、穏やかな日々を送っているんだ。これからもずっと、平和な毎日が続くよう祈ってるよ。
written by ruichan
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