
「海獣」とは、海に住む哺乳類のこと。クジラやイルカ、ジュゴン、マナティ、そしてトドやセイウチ、オットセイ。こうしてみると、海には意外とたくさんの哺乳類が存在しているんだね。
その中でも水族館の人気者、アザラシやアシカ、オットセイは、どこが違うのかよく知らないというお友だちも多いと思うんだ。そこでこの3種の動物にスポットを当てて、その違いを見て行くよ。今回はアザラシとアシカを比べているので、ぜひ見てね。
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Seal & Sea Lion - The Differences
アザラシとアシカは、まずその生息海域がだいぶ違う。赤がアザラシ、緑がアシカの住んでいる海域だよ。

陸上でのアザラシは、お腹を地面につけっぱなしでゴロンゴロン。動きもゆっくりしている感じだよね。

対するアシカは陸上の動物のように、前足と後ろ足で胴体を支えて歩くことができるんだ。

アザラシは陸上よりも水中での動きの方がずっと速いし、結構深くまで潜れるよ。聞くところによると、1,500mまで潜ったという記録もあるんだとか。

アシカもスピード感あふれるスイマーだけど、息が続くのは10分くらい。

アザラシの耳は、穴が開いているだけ。

アシカの方は、外耳と呼ばれる耳たぶみたいなモノがついている。

またアザラシの毛皮には斑点や縞など模様があることが多いけど、アシカは基本的に一色だ。

泳ぐときには、アザラシは前足で舵を取り、後ろ足で推進力を得ているが、アシカは反対に前足で漕いで、後ろ足で舵を取っている。

アザラシはほとんどの場合、オスとメスとで体格はそれほど変わらない(ミナミゾウアザラシは例外で、オスがメスの10倍の重さにもなるという)。

アシカはオスの方が、メスよりも一回りほど大きくなるみたいだ。

アザラシとアシカの違いについて、ざっと見てきたけれどもどうだったかな(元の動画にはちょっと間違ったことも書いてあったので、少々訂正しておいた個所もあるよ)。次回はアシカとオットセイの違いに注目してみたいと思ってるんだ。
夏に向けて水族館に行く機会も増えるかもしれないよね。実際にアザラシとアシカを見て、その違いを実感してきてくれたらうれしいな。
written by ruichan
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