
しなやかな体、美しい毛並み、動物界でも一、二を争う俊足のチーターは食肉目ネコ科の誇り高きプレデター。なんだか「かっこよすぎて近寄りがたい」そんなイメージのチーターだが、実はとっても繊細で心配性。あまり社交性がなく、同じチーター同士でもコミュニケーションをとるのが困難なことが多く、繁殖すらままならないんだそうだ。
アメリカにあるセントルイス動物園では、そんなチーターの恥ずかしがりを改善し、社交性を身に着けるために犬が助手としてつけられることになったんだとか。犬ってやっぱりみんなのヒーラーなところあるよね。
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本能的に非常に内気なチーターにとって、社交的で好奇心の塊のような犬たちは非常に良いお手本となるようだ。チーターの本能の中にある張り詰めた緊張を溶かし、犬たちの他者を思いやるあたたかい気持ちが伝染し、少しずつ愛情深くなり、動物園でたくさんの人々に会っても威風堂々とした振る舞いを見せられるようになるんだそうだ。
とっても恥ずかしがりで人見知りなチーター、だからこそみんなと友達になれる犬たちが必要なんだそうだ。
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緊張感でいっぱいのチーターは、同種の仲間たちとのコミュニケーションもままならないことが多いそうだ。同種でコミュニケーションが取れないとなると、交尾ができない。つまり絶滅してしまう可能性も大いにあるということだ。
犬たちと過ごすことでちょっとずつ心を開き、異種とも同種とも触れ合えるようになるんだそうだ。
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カラパイアの関連記事にもあるようにチーターの赤ちゃんと子犬のコンビはアメリカの動物園では珍しくないみたいだね。
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犬たちと過ごすことで、チーターたちは犬たちの「日々を楽しく生きようよ」というポジティブなオーラを学び真似るようになり、ちょっとずつ態度が軟化していくとのこと。
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これは、絶滅しそうな異種を犬たちがその朗らかさで手助けしたという動物たちの友情の物語である。
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何となく「孤高の存在=かっこいい」みたいな印象のあったチーターだけど、本当はどうやって仲間たちに話しかけたらいいかわからない恥ずかしがりなんだね。少し親近感わいちゃうお話だった。
チーターと子犬の友情案件は今後も発見したらご紹介していこうと思うよ。
References: Bored Panda/You Tube/など / written by kokarimushi / edited by parumo
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