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 マランダーを読んでくれているみんななら異論はないと思うけれど、ペットたちの多くは飼い主の話すニンゲンの言葉を理解する。だがその大半は音声として発せられた場合だよね。

 ところで手話やジェスチャーも、動物たちと意思を疎通させるためには有効な手段になるんじゃないかな。とくに耳の聞こえない動物に対しては、きっと役に立つと思う。そう考えた女性の動画をお目にかけよう。
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Sign Language with Cats

 アメリカのコネチカット州にお住いのキム・シルバさんは、もともとはろうあ学校の教師だった。定年退職した後も、教師の仕事が忘れられなかったキムさんは、自分の飼い猫たちに手話のサインを教えようと思い立ったんだ。

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 きっかけはテキサス州のシェルターにいた、バンビという耳の不自由な猫だった。一目でこの猫が気に入ってしまったキムさんは、バンビが我が家にやってくるまでに、とりあえず今いる子たちにサインを教えてみることにした。

 ボブキャットは手話に興味を示し、スポンジに水がしみこむように、次から次へと新しい言葉を覚えて行ったという。

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 そしてこの白い子がバンビ。先住猫のボブキャットの真似をすることで、どんどん手話を覚えて行った。

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 はい、お手!
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 これは「ステイ(待て)」のサインよ。
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 そしてこれは「カム(おいで)」よ。
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 一番新入りのトマシーナは、一番覚えが早かったという。やはり他の猫たちが既に手話を理解していたことが、より効果的にサインを覚える助けになったんだろうね。

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 ハイタッチ!
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 キムさんとご主人のジョンさんも、実は耳が不自由なんだ。キムさんたちは下の動画のように、いつか猫たちの方からサインで語りかけてくれるようになるといいなと思っているそうだよ。


Cat Uses Sign Language to Ask for Food

written by ruichan

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