
10万年ほど前に地球上に存在していたネアンデルタール人は、亡くなった仲間を埋葬し、花を手向けて弔った形跡があるという。ゾウやサルの仲間など現在存在する動物たちの中にも、仲間の死を悼むような行動を取るものがいることは知られているが、埋葬となるとどうだろうか。
今日は死産した自分の子供を、自ら掘った穴に埋める母犬の姿をご紹介しよう。亡くなった子犬が写っているので、閲覧するときは注意してね。
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Mother Dog buries her dead pup
1匹のチワワのお母さんが咥え上げたのは、死産した子犬の身体だった。

そっとどこかへ運んでいくお母さん。

庭の一角にある、フェンスに囲まれた何も植わっていない花壇にやってくると、

ひょいとフェンスを飛び越えた。

柔らかい花壇の土に、前足で穴を掘るお母さん。

穴にそっと子犬を横たえると…。

何度も丁寧に丁寧に、その上に土をかけるのだった。

犬に「埋葬」という意識はないのかもしれないが、自分の子供を土に返すこの行動は、心を揺さぶられる光景である。もう子供が二度と目を開けないこと、起き上がらないことを理解しているわけだよね。
犬は大切な宝物を埋めておく習慣があるので、その延長だという人もいる。母犬が死んだ子犬を埋める様子は、他にも撮影された動画がいくつか公開されていたので、下にも一つ貼っておくよ。
Mother Dog Buries Her Dead Puppy !
written by ruichan
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コメント一覧 (4)
お母さん犬は、抱きしめてあげたい
人も、こういった悲しい場面に直面している犬のために寄り添ってあげたいものだよね
子犬っていっても8歳の成犬だけど。
悲しくて泣いてたけど、遺された子犬の気持ちを思うと余計泣けてきた。