
「動物にカメラを背負ってもらって、動物たちの視点で世界を見てみよう」という企画は繰り返し行われてきていて、どれも興味深い映像になっているわけだ。マランダーでも何度か紹介してみたことがあるけど、見てもらえたかな(関連記事1、2など)。
そこで今回は動物界でも一番のスピードを誇るプレデター、チーターにカメラを装着して写した映像をお見せしよう。
sponsored links
sponsored links
Experience a Thrilling Hunt From a Cheetah's perspective | Earth Unplugged
野生動物を専門に扱うカメラマンのゴードン・ブキャナン氏。今回はナミビアのチーター保護施設と協力し、施設で育ったチーターにカメラをセット。うまく野生の世界で狩りができるのかを、確認してみることにした。
今日は3頭の兄弟姉妹のチーターが協力して、狩りの訓練をする様子を観察するよ。手前の黄色い草っぽいのがチーターの毛だ。

遠くに獲物を確認すると、いったん動きを止めるチーター。姉妹の位置もしっかりと確認して、いよいよハンティング・スタート!

猛スピードでエランドの親子に追いすがる。

エランドも必死で、茂みを利用してチーターの追撃を逃れようとする。

チーターの走る速さは、最高で時速100kmに達することもあるという。だがこのトップスピードを保っていられるのは10秒ほど。今回はスタミナが切れてしまい、エランドには逃げられてしまったけれど、こうやって狩りの訓練を積み、一人前のハンターになっていくんだろうね。
このチーターたちは生後すぐから人間の手で育てられていたんだそうだ。それでも野生の本能、狩りのセンスとチームワークの見事さは天性のモノ。やがては狩りをマスターし、野生に帰る日も近いだろう。
ちなみに今回登場したゴードンさんは、ホッキョクグマの映像で実は大人気になった人。見たことのある人も多いかと思うけど、その時の映像をオマケに貼っておくので楽しんで!
Incredible footage of BBC cameraman and hungry polar bear
written by ruichan
▼あわせて読みたい





コメント一覧 (2)