ツァボとゼラは路上で保護されたベンガルキャットだ。ツァボは生まれつき視力が弱かったようで、保護されてすぐ白内障の手術を受けた。しかしツァボの視力が回復することはなかった。


　視力は弱くても外の空気を味わいながら遊びたいであろうツァボのために、ご夫婦は特製のパティオを作ることを決意。


　外に出たい、でも目の見えないツァボには危険がいっぱいであろう。そんなツァボのために、工夫を凝らしてできたパティオがこちらだ。


　ベンガルキャットがどんなものを好むのかめいっぱい創意工夫がつめられた。


　囲い、檻、といってしまえばそれまでだが、ツァボにとってこの庭用つる棚で作られたパティオはお気に入りスポットとなったようだ。


　窓のそばに棚を設置し、窓には猫用ドアを設置。そうすることでベンガルたちが自由に行き来できるという寸法だ。なじむ色にペンキを塗った柵がこちら。



　そして猫たちが好むであろう高いテーブルを設置したら準備はＯＫ


　猫用ドアを設置する際こだわったのが光の入り方。目の見えないツァボが光を感じて外に出られるようにしたそうだ。


　愛情たっぷりの猫専用パティオ完成までに2週間を要したという。猫たちの反応はもちろん上々だ。



　これからの季節太陽の光を感じながら外で遊びたい猫ズもいることだろう。しかし人間界と隣接するこの世界は危険もたくさん。場所さえあればこんなふうに工夫してあげたい飼い主たちもたくさんいるのではないだろうか。

References: Cheezburger/The bestcat page/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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