ちょっと前に紹介した、オポッサムの赤ちゃんの里親になった犬のお話を覚えているかな。どうやら犬とオポッサムって、案外相性のいい生き物同士らしい。
2年前にも、4匹のオポッサムのお母さん代わりになって話題になったわんこがいたのだが、今年になってそのご主人が、彼らのその後についてちらっと触れてくれていたので、おさらいがてらそのお話をしてみるね。
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ブラジルのリオデジャネイロで、親を犬に殺されたオポッサムの赤ちゃんたちが保護された。だが現地の保護施設はいっぱいで、赤ちゃんたちを収容する余裕がなかったため、犬の訓練士をしているステファニー・マルドナードさんが引き取って面倒をみることになったんだ。
しかし、やっと目が開いたばかりの赤ちゃんたち。オポッサムの子育ての経験などなかったステファニーさんにとって、その世話をするのは大変だった。そこに強力な助っ人が現れた。ステファニーさんの愛犬プレチーニャが、赤ちゃんたちの里親を買って出てくれたんだよ。
お母さん代わりのプレチーニャとオポッサムの赤ちゃんたち。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
保護されたときはこんなにちっちゃかったんだ。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
この子たちが生き延びる可能性は低いと思われていた。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
プレチーニャがお母さん代わりになってくれるまでは。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
すっかり本当の親子みたい。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
赤ちゃんたちはプレチーニャのお世話で、すくすくと育っていった。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
そうしてその背中に乗ってお散歩するまでに成長したよ。
image credit:Stephanie Maldonado Adestramento de Cães
プレチーニャの背中に元気にしがみついている赤ちゃんたち。
Dog Gives Opossums A Ride! || ViralHog
元気に育っているように見えたオポッサムたちだが、残念なことにこの2ヶ月後、3匹の赤ちゃんが相次いで虹の橋を渡って行ってしまったんだ。突然のことで原因はよくわからなかった。お医者さんのアドバイスで、残った1匹はもっと広い場所に移すことに。
保護センターで、野生に帰る日を待つオポッサムの赤ちゃんとステファニーさん。
そして赤ちゃんたちを保護してからちょうど2年が経った今年の1月、ステファニーさんは自身のフェイスブックに、「プレチーニャが世界一有名なオポッサムのママになってから2年も経つのに、あの時のことがまだネットでシェアされ続けているのよ」とのコメントを投稿。
あのオポッサムの赤ちゃんは、その後無事に野生の世界へ帰すことができたんだそうだ。みごと大役を果たしてくれたプレチーニャ、そしてステファニーさん、どうもありがとう!
via:Dog Adopts Orphaned Opossums, Gives Them Awesome Rides On Her Back / Facebook written by ruichan
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コメント一覧 (2)
子ポッサムが成長した頃には
母ちゃんワンコの背中丸裸なんだよなぁ
やっぱワンコの愛はこの世で一番尊いもんだ
ミルクはステファニーさんも上げてだろうな。
両名とも、お疲れさまでした。