
チーターに恋い焦がれ、アメリカに自宅がありながらも、南アフリカの保護施設でボランティアを続けている男性がいる。彼の名はドルフ・C・ヴォルカーさん(50)。以前にお伝えしたチーターのキンジのお話で、ミーアキャットを抱っこしているあの人だよ(関連記事1、2)。
そのドルフさんが今回思いついたのは、ビッグキャットたちも猫のように、レーザーポインタに夢中になるのかなってこと。思い立ったら実験せずにはいられないドルフさん、さてその結果はどうなったかな。
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Which African BIG & Small Cats Play With Laser Light Toys? | Cheetah Leopard Lion Caracal Serval
今回の舞台も、キンジのいる南アフリカのチーター・エクスペリエンスだ。動画はちょっと長めだけれど、レーザーポインタが登場するのは1:50くらいから。
まずはメスのチーターを紹介しよう。ニオイをかがせて安心させたら、レーザーポインタの登場だ。これは光も弱くて安全なヤツね。

うーん、一応顔で追いかけてはみるものの、あんまり興味がないみたいかな。

次はオスに見せてみたけど、やっぱり反応はイマイチな様子。

通りすがりのピグミーヤギにも見せてみた。こちらは興味津々だね。

次はカラカルのお嬢さんだ。こちらも興味はあまりなさそう。

次はトラ…と思ったけど。

このトラはドルフさんのことがお気に召さないらしい。威嚇モードたっぷり、レーザーポインタを見せたら飛び掛かってきそうだったので、パス!

ライオンとクロヒョウにも試してみた。興味がないわけではないけれど、追いかけまわすほどではなさそうだ。

灰色オオカミにも見せてみよう。彼らはちょっとは遊んでくれたみたい。

さて、次に登場したのはアフリカヤマネコたち。おお、家猫たちと同じくらい熱心に追いかけっこをしてくれたよ。

そして再びカラカル。やっぱりあんまり興味なさそう…。

と思ったら、そこへ乱入したサーバルキャットにつられて、レーザーポインタの光と激しい追いかけっこを演じてくれたぞ。

ドルフさんの出した結論は、身体の大きなライオンやチーター、ヒョウなどは、レーザーポインタの光は小さすぎて、追いかけて捕まえるほどの価値を感じないのではということだ。
もしかしたらあの光が、虫か何かだと思っているのかもしれない。虫を食べてもお腹は膨れないし、余計なエネルギーをを使うだけだからね。
そして少し小柄なヤマネコやサーバルキャットなどは、小動物を追いかけるような感じで追いかけっこをしているのではないだろうか。まあ単に遊んでいるだけかもしれないけれど、そこはホラ、大きくなっても猫なわけだし。どのみち真相はきっと多分、ニンゲンには教えてなんかくれなさそうだ。
written by ruichan
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