音楽に反応する動物たちの姿は、マランダーでも何度かお伝えしてきているし、中には自ら歌ったり楽器の演奏をしたりする生き物たちもいるわけで、確かに音楽というものは種族を超えて、たましいや心を震わせるような力を持っている気がしてならないんだ。
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Elephants Dancing to Violin! Adorable!
この動画が撮影されたのは、ウィスコンシン州バラブーにあるサーカスワールドだそうだ。ウィスコンシン大学の大学院生エレノア・バーチさんは、ここでオーケストラと一緒にバッハの協奏曲を演奏することになっていたため、ちょっと外に出て練習をすることにした。
そこにはちょうど観客がいた。2頭のゾウ、ヴァイオラとケリーである。この2頭はエレノアさんが演奏を始めると、まるで音楽に合わせるかのように、身体を揺らしはじめたんだ。
この2頭の世話をしているチップ・アーサーズさんによると、普段はロックしか聞かせていないため、2頭がクラシック、それもバッハが気に入ったのかどうかは定かではないが、「バッハよりもレーナード・スキナードのほうがお気に入りに決まっているよ」とのことであった。
しかし別の意見もある。過激なことで知られる動物愛護団体のPETAが、この動画に反応したのだ。彼らによるとゾウが身体を揺らすのは、囚われの身であることから起こる精神疾患なんだとか。
狭いところで飼育されている家畜や、動物園の檻の中にいる動物たちに見られる異常行動をzoochosisと呼ぶんだそうだが、これはその典型的なものらしい。PETAは音楽がなくても同じような行動をとっているヴァイオラとケリーの映像を投稿して、今回の動画を批判にしているようだ。
PETAの意見が正しいのか、それとも本当に音楽を楽しんでいたのかはわからない。みんなはどう思ったかな? よかったら意見を聞かせてね。
written by ruichan
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コメント一覧 (3)
と、疑いつつも楽しそうにゆらゆらしてるし、そもそもバイオリンの音を嫌がらないのはすごい事だよね。
ちなみに関連動画で出てきた
絵描きのゾウさんのスーダさんあまりに凄すぎて
時間を忘れて見続けてしまいました
YouTube で Suda the Elephant とか
Painting Elephant で検索するとたくさん見つかります
ゾウさんスゲー
通称"ドッペル" (ドッペルゲンガー)と言うのが、象二頭のシンクロ動作とマッチしていて面白い