少し前に、交通事故に遭って安楽死させられそうになった猫がとあるお宅に引き取られ、そこにいたウサギに懐いちゃったよというお話をお届けしたけれど覚えてるかな。
今日はその後日談を紹介しようと思うんだ。猫のロージーは少しずつニンゲンへの信頼も取り戻してきたみたい。詳しくはぜひ本文を読んで見てね。
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前回は猫のロージーが、安楽死させられるところを救われて、ジョーさんのお宅に引き取られてきたところまでをお話ししたよね。そして先住ウサギのアーサーと出会うことで、クローゼットの隅っこから動けなかった日々から抜け出すことができたんだった。
image credit:SomeJoeGuy
そして数週間がたち、あれほどニンゲンにおびえていたロージーも、少しずつジョーさんたちに心を許すようになってきた。最初は触れられることさえ拒否していたのが、今では背中を撫でさせてくれることも。
ウサギのアーサーはというと、最初の困惑もどこへやら、最近ではほとんどの時間をロージーといっしょに過ごすようになったんだ。
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ここでちょっと昔の話をするよ。ジョーさんのお宅にはもう1匹、ケヴィンという猫がいるんだ。
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ケヴィンがこのおうちにやって来た時、ジョーさんのところにはモモという先代のウサギがいた。ケヴィンはある夜突然迷い込んできて、モモとリビングルームで追いかけっこをやらかした挙句、結局ジョーさんの飼い猫になってしまったんだって。
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この2匹の間にもいつしか友情が芽生え、仲良く過ごしていたけれど、モモは2015年に虹の橋を渡って行ってしまった。しばらくはモモを探し回って落ち着かなかったというケヴィン。
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その2年後、アーサーがジョーさんのおうちにやって来た。アーサーは初対面からケヴィンに懐き、ケヴィンのしっぽと戯れるのがお気に入りだったけれど、ケヴィンの方はすでに年を取っていたこともあって、極めて鷹揚な態度でアーサーに接していたんだとか。
image credit:SomeJoeGuy
さらに1年後。ロージーとケヴィンの最初の出会いは、あまりうまくいったとはいえなかった。ケヴィンは新入り猫の存在にちょっぴりナーバスになって、ご飯もあまり食べなくなった。
ジョーさんたちは毎日1時間ほど、3匹を同じ部屋で過ごさせてみることにした。ケヴィンは徐々にロージーの存在を受け入れ、ロージーとアーサーが走り回る様子を見守ったり、時には少しの間いっしょに混ざって遊ぶようにもなったんだ。
ロージーの方はというと、どういうわけかケヴィンにも好意を持ったようで、ケヴィンにまとわりついて喉を鳴らし、甘える様子を見せることも。ケヴィンの方は基本的にあまり関わらず、ゴーイングマイウェイをつらぬいている模様。
image credit:SomeJoeGuy
アーサーとロージーにカメラを向けると、いつもこんな感じで固まっちゃうんだって。
image credit:SomeJoeGuy
そしてジョーさんが部屋を出るまで、こうやってじっとレンズを見つめているんだとか。
image credit:SomeJoeGuy
そんなこんなで紆余曲折を経ながらも、3匹はそれぞれ自分の居場所を見つけて、絶妙な距離感でいっしょに暮らしているそうだ。
image credit:SomeJoeGuy
ロージーのことを心配してくれていたお友だちもたくさんいるかと思うけれど、ジョーさんは「ロージーは日ごとに元気を取り戻して、うちの環境にもなじんで落ち着いて暮らすようになったので安心してほしい」と語っているよ。
via:Rosie and Arthur and Kevin and Momo translated ruichan / edited by parumo
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コメント一覧 (1)
仲を取り持つ猫と兎。
レンズとか動物の目を連想させるものは、ストレスになるとか。