
高いところに登ってみた。気持ち良かった。でも、行きはよいよい帰りは怖い、降りられなくなっちゃってベソをかいた…なぁんて子供の頃の経験を、誰しも持っているんじゃないだろうか。高いところじゃなくっても、狭いところに入って出られなくなったとかさ。
そんなとき、助けてくれる誰かはスーパーヒーローに見えるんだ。いや、実際みんなのヒーローなんだよね。
sponsored links
sponsored links
Rescuing Cats From Super Tall Trees
アメリカのシアトルに住むトムさんとオットーさんは義兄弟の間柄。そして職業はプロフェッショナルな樹医なんだ。いつも木々を相手に仕事をしていた二人のところへ、いつしか木に登ったまま降りられなくなった猫を助けてくれという要請が来るようになった。

実はこの2人は自分たちも、保護猫に囲まれて育った大の猫好き。困っている猫たちを放ってはおけないと、非営利団体CANOPY CAT RESCUEを立ち上げ、24時間365日、要請があれば猫たちの救出に奔走しているんだ。
トムさん(左)とショーンさん(右)。これから猫を助けに行くよ!

年間375~400件ほどの依頼があるといい、「多分世界で一番、木の上から猫を助けてるんじゃないかな、オレたちって」と誇らしそうな2人。
昼も。

夜も。

依頼があればシアトル近辺ならどこへでも出動して、タダで猫たちを木から下ろしてあげる。業者に頼むと5~7万円ほどかかることもあるそうで、彼らは「猫が好きだからやってるんだよ」とさわやかに語る。

動画の途中にも依頼が舞い込み、即座に出動する2人。木の高さは30メートル以上になることもあり、極めて危険な仕事である。

「猫を無事に助け下ろして渡したときの、飼い主さんたちの顔が最高なんだ」という2人は、自分たちが続けられる限り、この活動をしていきたいと考えているそうだ。

2人による猫救出の様子はこんな流れ。
BRUCE Cat Rescue
edited by ruichan
▼あわせて読みたい





コメント一覧 (3)
猫も理解して大人しくしている。
飼猫は、室内飼い。
捨てたりして、野良猫にしない。
すごいなこの人達。お礼になんぼか包んでまうわ絶対。