人里離れた大自然の真ん中を貫く1本の道。道路を走るのは何も人間に限ったことじゃない。さえぎるもののない道は動物にとっても走りやすいのは確かなんで、そこで動物たちに遭遇するというのも珍しいシチュエーションではないわけだが、その動物がオオカミだったりしたら、ちょっとした感動というか、畏怖を覚えてしまうのも無理はないと思うんだ。
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Wolves running on the highway
カナダのノースウエスト準州のハイウェイで車を運転していたロンダ・ミラーさんは、前方を黒い影が走っているのを見つけた。
最初は人間が走っているよう見えたというロンダさん。しかしこんな人里離れた場所のハイウェイを、人が走っているのはおかしいと思い、スピードを落としてみた。
近付くにつれ、それが四つ足の動物であることがわかったが、まず頭に浮かんだのはクマだった。しかし冬のこの時期、冬眠しているはずのクマがこんなところにいるはずもない。
さらに近づくと、なんとハイウェイを全力疾走していたのはオオカミだったんだ。ロンダさんはオオカミだとわかった瞬間、その頑丈な頭や顎の大きさに、恐怖に襲われたという。
慎重に距離を保ちつつ、道路の反対側から追い抜きにかかるロンダさん。
追い抜きざまカメラを向けていると、チラッとこっちに顔を向けるオオカミ先輩。
「何見てんだよ!」
さらに前方にも、もう1頭のオオカミが!
追い抜く際、まったく同じタイミングでこちらに顔を向けるオオカミ先輩2.
「私の車のスピードから考えて、多分時速50キロ近くは出ていたんじゃないかと思いました」とロンダさんは語っているが、オオカミの走る最高速度は短時間なら時速70キロ、時速30キロでなら7時間以上も走り続けるとのことなので、この全力疾走中のオオカミは相当なスピードが出ていたんだろう。
ノースウエスト準州は、カナダの北極圏に位置する大自然に恵まれた土地で、季節ごとにオーロラや白夜を体験できる場所でもあって、観光客にも人気だそう。もしかしたら、こんなオオカミとの遭遇もできちゃうかもしれないね。
edited by ruichan
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コメント一覧 (6)
獣害を防ぐ為にはオオカミが居る方がいいんだとか
そしてオオカミのワイルドでデカカッコいい事!
そこに痺れる憧r(ry
もふもふの胸毛に抱きついてみたい!!