お母さんを亡くした赤ちゃんを引き取り、自分の子供の用の育てる動物たち。それが異種だとしても、いや本来は捕食するものされるものの関係だったとしても、一度固く結ばれた「親子」の絆がほどけさることはないのだ。
今回ご紹介するのは、母親を亡くしたオポッサムの赤ちゃんと、それを引き取って育てたジャーマンシェパードのお話なんだ。
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Dog Adopts Baby Opossum - Animal Friendship | Myrtle Beach Safari
オポッサムのポンチョはまだ生まれて間もないころに、母親が人間のクルマに轢かれて死んでしまった。道端で母親の身体にしがみつき、そのまま死を待つしかなかったポンチョだったが、幸いなことに親切な人間に見つけてもらい、獣医のもとで手当てを受けることができたんだ。
しかしポンチョにはまだ、お母さんが必要だった。そこで白羽の矢が立ったのが、ジャーマンシェパードのハントゥだ。
子供のいないハントゥは、自分の子のようにポンチョの面倒を見た。そしていつもいっしょにお散歩をするようになったんだ。
ポンチョはすくすくと大きくなったけれど、今もハントゥお母さんにおんぶして、毎日お散歩しているよ。まあちょっと重たくなったけどね。
オポッサムはアメリカ大陸に生息している有袋類だ。小さな赤ちゃんのうちはお母さんのおなかの袋の中で、少し大きくなると背中におんぶして過ごすので、別名フクロネズミとかコモリネズミとも呼ばれている。
ポンチョがこうやってハントゥさんの背中に乗っかるの好きなのは、お母さんだと思って安心しているから名だろうね。
edited by ruichan
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