既に他のペットがいる環境に、新たに新入りを連れてくることになったとき、うまくやっていけるかどうか心配になるのが親心ってもんだよね。ましてやそれが心に傷を負っている子だったとしたら…?
今日はそんな猫を引き取ってきた飼い主さんが、ペットのウサギと引き合わせてみたときのお話をご紹介しよう。猫とウサギは、はたして仲良くなれたのだろうか。
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このロージー・デヴィートと名付けられた猫は、数か月前車にはねられて、安楽死させられることが決まっていたところをシェルターに保護された。しかし事故以来臆病になり、ニンゲンを恐れるようになってしまっていたため、なかなか引き取り手が見つからなかったんだ。
現在の飼い主、ジョー・ガイさんがこの子を引き取ったとき、すでに自宅にはアーサーというウサギがいた。それまでウサギという生き物を知らなかったロージーが、アーサーと接した時にどんな反応を見せるかは、シェルターのスタッフにも見当もつかなかった。
image credit:SomeJoeGuy
しかしその心配は杞憂に終わった。家に連れ帰ってから2日間、ロージーは暗いクローゼットの片隅にうずくまって動かなかったのだが、ウサギのアーサーを連れてきて対面させたところ、その瞬間からロージーはアーサーにすっかりなついてしまったのだという。
image credit:SomeJoeGuy
今までがウソのように、元気いっぱいの行動を見せるようになったロージー。アーサーの行くところには、どこにでもついて回るようになった。
image credit:SomeJoeGuy
アーサーの方はというと、最初は何が起こっているのかよくわからずに、戸惑っているようだったという。
image credit:SomeJoeGuy
ロージーの精神状態を心配していたジョーさんは、この反応にホッと胸をなでおろした。アーサーの側にいるとよほど安心できるのか、ロージーは喉を鳴らしっぱなしなんだとか。
image credit:SomeJoeGuy
まだ少々困惑気味だというアーサーくんだが、それでも優しくロージーさんを見守ってくれているらしい。
ロージーがこのお宅にやって来たのは、今年の1月の初めのこと。それから1ヶ月が過ぎ、今ではアーサーくんもロージーさんを受け入れて、仲良くやっているそうだ。こちらのお宅にはもう1匹ケヴィンという猫がいるんだが、ロージーさんと彼との関係についてはまた次の機会にお話ししようと思ってるので、楽しみに待っていてね。
via:An unlikely friendship helped this tortie cat overcome her traumatic past translated ruichan / edited by parumo
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コメント一覧 (2)
噛まれると痛いけど
もう1猫との話、楽しみにしてます。