
種族の違うモノ同士が、ふとしたきっかけで仲良くなってしまう、いわゆる異種間の友情や愛情については、マランダーで繰り返しお伝えしてきたとおりなんである。中にはまったく違う種族同士が、親子のように暮らしている風景もあったりするわけだ。
先日はネコに育てられているアヒルのヒナを見てもらったけど、今回はその逆といってもいいシチュエーションを見てみよう。
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Broody Hen Warming Kittens
小屋の居心地のよさそうな場所で、卵を抱いているメンドリさん。

その体をそぉっと持ち上げてみると…。

卵といっしょに丸くなっているのは、なんと小さな子猫たちだった!

羽の間から顔を出して、どうやら居心地はいいらしい。

この動画はオーストラリアのニューサウスウェールズ州にある、タッコンビルという街で撮影されたもの。飼い主さんもビックリしただろうけれど、実はニワトリが子猫を抱いている様子は世界中で他にも報告されているんだ。
例えばこんな動画とか。
Chicken adopts a group of baby kittens!
あるいはカラパイアでも以前記事にしているので、覚えている人もいるかもしれないね。
メンドリは卵を抱き始めると、てこでも動かなくなっちゃうので、うちにいたニワトリには偽卵を抱かせたり、有精卵をもらってきて抱かせてみたりしていたな。でもさすがに子猫を抱いてる姿ってのは、想像もできなかったわ。
この後メンドリと子猫たちがどうなったのかは伝えられていないんだけど、猫たちが大きくなっても仲良く暮らしているのかどうか、ぜひ知りたいものなんである。
edited by ruichan
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コメント一覧 (2)
まだよく見えてないんじゃないかな。
人工保育なら、2~3時間置きにミルクが必要。
想像だけど、鶏舎でネズミ対策に飼われている母猫が、
安全なニワトリ奥さんに子守を頼んで、
お出掛けしたのでは。
家飼いの場合でも、ニンゲンのベッドに子猫たちを
あたたかくセットして外出する母猫がいるらしい。