
メキシコのバハ・カリフォルニア半島。西は太平洋、東はコルテス海(カリフォルニア湾)にはさまれたこの半島は、クジラをはじめとした海の生き物たちと出会える場所として人気が高い。
マランダーでもこの界隈の海はちょくちょくご紹介しているわけだが、今日はクジラの赤ちゃんとの第一種接近遭遇の様子をお届けしよう(関連記事1、2)。
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Wild Baby Whale to Kids: Play With Me!
このあたりの海では、ホエールウォッチングが大人気。というか、運がよければこんな風に、クジラに触ることもできるんだ。
小型といっても赤ちゃんでこのサイズ!

見てこの立派なヒゲ! このクジラはコククジラという小型のクジラで、ナガスクジラやザトウクジラといったヒゲクジラの仲間だけれど、そのヒゲは他の種類に比べて短くて固いのが特徴なんだって。

ついでに鼻の穴も大公開! コククジラは鼻の穴が2つなんだ。人間といっしょだね。ちなみにイルカなんかは1つだけしかないんだよ。

人懐っこいコククジラは、どれだけ触られても気にしない。

クジラのほうも楽しそうだね。

コククジラは北太平洋の沿岸部を回遊するクジラで、一時は捕鯨のターゲットになり、絶滅の危機に瀕していた。
東側の北米大陸沿岸では、保護活動などが功を奏してその数が2万頭前後にまで回復してきているそうだが、日本沿岸などの西側では150頭ほどにまで激減しているといわれ、幻のクジラとなっているんだそうだ。
クジラもニンゲンに興味津々なのかな。もともと好奇心の強い生き物だけど、子供はさらに輪をかけて何でも見たい知りたい触りたいなのは、ニンゲンもクジラも変わらないようだ。

edited by ruichan
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コメント一覧 (1)
目はどこ?見えた、と思ったらつぶってたww
あれ、ママはどこ???