まずはサムネイルの画像をじっくりと眺めてみてくれないか? 夜の街灯に浮かび上がったのは、新雪につけられた足跡だが、いったい何の足跡かわかるかな? 何種類の生き物? どんなシチュエーションでつけられたもの?
この夜この場所では、いったいどんなドラマが繰り広げられたのだろうか。カメラにとらえられた、ある雪の夜の様子を見てみよう。
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Fox and Owl Face Off || ViralHog
カナダのオンタリオ州にあるコーバーグ・マリーナで撮影されたこの映像。足跡ひとつない新雪の続く道の向こうから、何やら近付いてくるモノたちがいる。
雪の上に一筋の足跡を残しながら走ってきたのはキツネさん。そしてそれを追うように、1羽のフクロウも飛んできた。
道の真ん中に降り立ったフクロウさん。キツネは走り去るでもなく、その周りをグルグルと回ってみたり近づいたり。
「何? なんか用? なんでついてくるわけ?」
もしかしてフクロウはキツネを今日のご飯にしようと思っちゃってたのかもしれないし、あるいはお友だちになりたくて追いかけてきたのかもしれないけれど、その理由はこのフクロウだけが知っているのだ。
お互いに決して背中は見せないんだぜ!
やがてキツネはフクロウの側を離れて再び走り出す。そしてフクロウもまたその後を追っていったんだ。このあと1匹と1羽がどうなったのかは定かではない。
雪の降り積もった夜は、なぜか普段よりも静けさが増しているような気がしないだろうか。真っ白な新雪は、夜が明けて世界が活動を始めるのを静かに待っているのだ。
と、ロマンティックに夢想してみたりするけれども、夜行性の生き物たちにとってはこの夜こそが活動時間。朝になって雪の上を見てみると、夜の間に起こったドラマの刻印が残っていたりするんだよ。
魔法陣めいたこの足跡の主たちに、いったい何が起こったのか、ちょっとだけ冬の朝に想像の翼を巡らしてみるのも楽しいんじゃないかと思うんだ。
image credit:Weiler Greg, U.S. Fish and Wildlife Service
edited by ruichan
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コメント一覧 (1)
なんとなく ついてゆきたかった
雪国の 小さな街には
そんな私の 思い出が有る