
タコは通常、水の中で暮らす生き物である。干潮時に潮だまりに取り残された場合には、次に潮が満ちるまでそこでじっと待っているのが普通なんだが、そんな「普通」では我慢できなくなったタコがオーストラリアで発見された。
ズバリ、「陸を歩くタコ」の登場だ。もしかすると我々は、進化の過程の一場面を目にしているかもしれないのだ。
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タExtraordinary Octopus Takes To Land - The Hunt - BBC Earth
北オーストラリアで発見されたこのタコ。潮が引いて潮溜まりに取り残されてしまったらしい。

だがこのタコは、タコの中でも冒険心に満ちたチャレンジャーなタコ。おとなしく潮が満ちるのを待っているのはやめたのだ。

潮溜まりから這い上がると、滑るように軽やかに歩き始めたぞ。

吸盤を使ってかなりのスピードで移動していく。

何やら「歩きヨガ」でもしているみたいなこの顔。

潮溜まりから潮溜まりを渡り歩いて探しているのは、エサとなるカニだ。

やっと見つけた! いただきま~す!

潮だまりに取り残された生き物に関しては、以前イカの様子をご紹介したことがあったけれど、このタコみたいに歩き回ってエサを探せるっていうのは、サバイバルスキル高いよね。
陸上を歩くタコについては、以前カラパイアでも記事にしているので、よかったらこちらも見てくれると嬉しいな。
edited by ruichan
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