昨年末、カワウソのミスティはスコットランドで発見された。母親とはぐれてしまったミスティは、戸惑い、家族を探して、助けを求めて道路を渡ろうとしていた。そこへ一台の車が走ってきた。幸運にもその車を運転していた人は、ミスティを見捨てなかった。まだ生後10週間のミスティを発見するなり、野生動物の保護施設Scottish SPCAへ連絡した。そこでミスティを待っていたのは思いもよらぬ形をした友達だった。
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ミスティは施設に保護され、体中を覆っていた霧による水滴から「ミスティ」と名付けられた。生後10週間ではまだ1匹ぽっちで野生の世界を生きていくのは無理がある。すぐさま適切なケアが始まった。しかし、初めて連れてこられた場所での新生活にミスティはなかなかなじむことができなかった。いつまでも不安そうなミスティは哺乳瓶からミルクを飲みたがらなかったそうだ。
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ミスティには家族に代わるぬくもりを感じさせる何かが必要だった。やわらかくて温かくて安心を与えてくれる何かが。
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そんなミスティにスタッフたちはぬいぐるみを与えてみた。するとどうだろう。あっという間にミスティはぬいぐるみに気を許したという。抱き心地のいいこのぬいぐるみはすぐにミスティの親友兼家族代わりになった。
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「ミスティは、12月26日に拾われた同じ年頃のカワウソのフィンと飼育される予定です。充分に成長しているようなら1 年後の今頃には、野生に放たれることでしょう。」
ミスティのカワウソ生の始まりはなかなか危険に満ちたものだった。しかし、自動車に乗っていた人と施設の連携、そこで出会えたふわふわした友達のおかげで徐々に新たなスタートを切っていけそうだ。今頃、スコットランドのどこかで元気に走り回っているのだろうか。
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via: The Dodo/Facebook/などtranslated by kokarimushi / edited by parumo
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コメント一覧 (2)
「1才ぐらいで」かも?原文は
「野生下で自力で生きていけるほど十分成長する
1才ごろに、(自然へと)放されるだろう」
かなと思えるんだけど。。。